ザボンよ、たわわに実れ―民主医療に尽くした金高満すゑの半生

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ザボンよ、たわわに実れ―民主医療に尽くした金高満すゑの半生

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763420916
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

貧しい人々に、医療を! 
民医連(全日本民主医療機関連合会)の礎となった、若き「女医」の闘い

「病人はいないか、子どもは元気か」 1930年代、戦中の貧困と保険制度の不足のなか広く人々に医療を提供し、日本の医療制度の改善を求めた無産者診療所。東京女子医専卒業後、農民運動に疲弊した新潟の診療所に飛び込んだ満すゑは、勤務先の診療所で検挙される――。両親との死別、三度の投獄を経て、満すゑが見たものとは。

治安維持法の時代に、誰もが医療を受けられる社会を求めて――

内容説明

貧しい人々に、医療を!民医連(全日本民主医療機関連合会)の礎となった、若き「女医」の闘い。1930年代、戦中の貧困と保険制度の不足のなか広く人々に医療を提供し、日本の医療制度の改善を求めた無産者診療所。東京女子医専卒業後、農民運動に疲弊した新潟の診療所に飛び込んだ満すゑは、勤務先の診療所で検挙される―。両親との死別、三度の投獄を経て、満すゑが見たものとは。治安維持法の時代に、誰もが医療を受けられる社会を求めて―

目次

序章 去来する思い
第1章 ふるさと
第2章 医学への道
第3章 無産者診療所
第4章 獄につながれて
第5章 再起を願って
第6章 最後の砦
終章 破局と新生

著者等紹介

力武晴紀[リキタケハルキ]
1951年、長崎県に生まれる。京都・大阪・長崎で教職に就く。その後、かつての「思想犯」の名誉回復運動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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OHモリ

17
戦前戦中の貧困と保険制度のない時代に広く人々に医療を提供し、医療制度の改善を求めた無産者診療所。東京女子医専卒業後、民主的な新潟の診療所に飛び込んだ満すゑは、勤務先の診療所で検挙され・・・現在、「無産者診療所」の歴史を受け継ぐ「民医連」の医師として働き還暦を迎えたのだけど、自分が当時に生きていたら果たしてこの運動に加わってともに戦う医師・医学生になっていただろうか?と考えてしまった。https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202409260000/2024/09/23

スターライト

7
戦前の治安維持法下の時代に、貧しい労働者や農民のために医師として奮闘した金高満すゑの前半生を描くノンフィクション。社会主義・共産主義の思想だけではなく、「国体」の変革ばかりか国民の権利を主張しただけで逮捕・投獄された時代に奔走する金高は、自分のことなど顧みることなく良心に従って行動した。技術は民衆のためにー。医療だけでなく、誰でもその恩恵が享受できる世の中の大切さが伝わってくる。2024/03/20

takao

1
ふむ2024/08/19

KocmocKocma

0
不屈の本棚⑫2024年4月 治安維持法の下、労働者・農民のための無産者医療に邁進した金高満すゑは当然検挙・起訴・投獄を経験、女性として屈辱的扱いを含めかなりの拷問を受けた(読み進めるのが辛い)。2章での引用”部屋に閉じ籠っていては駄目だ”で始まる詩を筆頭に何箇所か登場する伊東三郎とは、無産者診療所設立の場で実際に接点があったのかもしれない。おそらくあっただろう。(この本自体ではまだ明らかになってはいない。)2024/04/10

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