出版社内容情報
コロナワクチンは、私たちの免疫とウイルスをどう変化させてしまったのか?
ワクチンによる「免疫系の変化」と「感染性の高い変異株」の関係性を、ワクチン学・ウイルス学・免疫学・進化生物学的知見から徹底検証。ワクチン接種がもたらしている新たな事態、「免疫逃避パンデミック」の全貌を描く。
ワクチン学エキスパートが提案する、「ワクチン未接種・自然免疫系の強化」というこれからの変異ウイルスとの闘い方
内容説明
コロナワクチンは、私たちの免疫とウイルスをどう変化させてしまったのか?ワクチンによる「免疫系の変化」と「感染性の高い変異株」の関係性を、ワクチン学・ウイルス学・免疫学・進化生物学的知見から徹底検証。ワクチン接種がもたらしている新たな事態、「免疫逃避パンデミック」の全貌を描く。ワクチン学エキスパートが提案する、「ワクチン未接種・自然免疫系の強化」という、これからの変異ウイルスとの闘い方。
目次
第1章 オミクロン!何をしたんだ?!
第2章 ダーウィン理論の無視
第3章 オミクロンの進化の方向は、抗体依存性感染性増強から抗体非依存性病原性増強へ移りつつある。
第4章 人々の健康への差し迫った脅威の原因は、集団ワクチン接種にある。WHO、公衆衛生当局、規制機関に対する信頼は失墜した。彼らは何をしたのだろうか?
第5章 免疫逃避パンデミックに関する研究は、突然変異についての切手収集のようなもので、社会的影響に関する具体的な予測は得られていない。それどころか、語られているのは免疫学的な無知と主流の見解のみである。
第6章 道は険しいが、自然に訓練された細胞性自然免疫系のみが免疫逃避ウイルス変異から身を守り、免疫逃避パンデミックを制する(唯一の)鍵である。
第7章 オミクロンもmRNAワクチンも、―あるいはその両者の組み合わせも―公衆衛生上の災いでこそあれ、恵みではない。
第8章 自然免疫系は訓練すればするほど良いものとなるが、パンデミック下でワクチンを接種すればするほど獲得免疫系が損なわれる。
第9章 集団ワクチン接種:中和抗体に依存した疾患防御から抗体非依存性重症疾患増強へ。
第10章 結論
第11章 重要な質問と回答
資料集
著者等紹介
ボッシユ,ギアト・ヴァンデン[ボッシユ,ギアトヴァンデン] [Bossche,Geert Vanden]
ゲント大学(ベルギー)で獣医学学位(DVM)を取得後、ホーエンハイム大学(ドイツ)でウイルス学の博士号を取得。ベルギー及びドイツの大学において、非常勤講師を務め、学術界でキャリアを積んだ後、複数のワクチン会社(GSK Biologicals、Novartis Vaccines、Solvay Biologicals)に入社。ワクチンの研究開発及び後期開発においてさまざまな役割を果たし、その後、米国シアトルにあるビル&メリンダ・ゲイツ財団グローバルヘルスディスカバリーチームにシニア・プログラムオフィサーとして参加。現在、バイオテクノロジーやワクチンのコンサルタントとして活躍する一方、ナチュラルキラー細胞ベースのワクチンに関して独自に研究を行う
渡邊裕美[ワタナベユミ]
新潟大学医学部准教授、医学博士、医師。九州大学医学部卒、同大学大学院で博士号取得、同大生体防御医学研究所助手、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターポスドク、京都大学医学部助手、新潟大学医学部非常勤研究員、同大医学部助教、講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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