出版社内容情報
この国には、朝鮮学校がある。
不当に「高校無償化」から除外された朝鮮学校。
たたかいを通じて見えてきた、政治と教育の関係、日本社会の差別構造といった課題、そして地域での連帯という可能性。
歴史と文化に裏付けられ、地域の多様性を支える「もうひとつの学校」のために、私たちは何ができるのか?
すべての子どもたちの「学ぶ権利」が守られる日まで――
内容説明
不当に「高校無償化」から除外された朝鮮学校。たたかいを通じて見えてきた、政治と教育の関係、日本社会の差別構造といった課題、そして地域での連帯という可能性。歴史と文化に裏付けられ、地域の多様性を支える「もうひとつの学校」のために、私たちは何ができるのか?
目次
第1章 「高校無償化」から排除された朝鮮学校―編集委員会(高校無償化問題とは;朝鮮学校差別反対の運動と支援の輪の広がり ほか)
第2章 審判を受けるべき者は誰か 東京訴訟が問うたもの―李春煕(自民党政権の発足と朝鮮学校の排除;東京訴訟の戦略 ほか)
第3章 新たな線引きに抗して(自治体による補助金停止問題;「幼保無償化」の実施を巡って ほか)
第4章 それぞれの朝鮮学校物語(朝鮮学校とのかかわりや思い;金曜行動参加者による座談会 ほか)
第5章 朝鮮学校問題の現在地
資料