クィア・アクティビズム―はじめて学ぶ“クィア・スタディーズ”のために

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

クィア・アクティビズム―はじめて学ぶ“クィア・スタディーズ”のために

  • 新ヶ江 章友【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 花伝社(2022/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに8冊在庫がございます。(2025年05月04日 01時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763420022
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「LGBT」「多様性」理解のその先へ――
これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを考えるための新教養、超入門編

女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる――

あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す

内容説明

「LGBT」「多様性」理解のその先へ―これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを考えるための新教養、超入門編。女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる―。社会運動から生まれた新しい学問をやさしく解説。あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す。

目次

第1章 アメリカ独立宣言とリベラル・フェミニズム
第2章 1960年代のアメリカと性革命
第3章 ラディカル・フェミニズムとレズビアン・フェミニズムの勃興
第4章 病気としての同性愛から抵抗へ
第5章 アイデンティティとプライド
第6章 エイズの流行
第7章 エイズ・アクティビズム
第8章 クィア・スタディーズの理論とその背景
第9章 同性婚と軍隊
第10章 性別を越境する

著者等紹介

新ヶ江章友[シンガエアキトモ]
1975年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(学術)。カリフォルニア大学バークレー校人類学部客員研究員、エイズ予防財団リサーチ・レジデント、名古屋市立大学男女共同参画推進センター特任助教を経て、大阪市立大学大学院都市経営研究科/人権問題研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

4
アメリカの社会運動の歴史を横断的に追う本で、特にフェミニズムの話がわかりやすかった(第一、第二、第三波としてごまかさず、フリーダンの話を丁寧にやるのがとてもよかった)。クィアだけでなく、マイノリティの歴史が気になったら、とりあえずこれを読むのがよいように思う。2024/12/10

カモメ

4
マジョリティへの同化による権利の獲得を目指す手法から社会構造そのものへの問題提起という運動の流れはフェミニズムでも同性愛者にも共通しているように思う。人種差別との結びつきや国家政策の中の位置付けなども興味深かった。公民権運動と性革命は密接に結びついており黒人男性は白人女性のことを、レイプしようとしているというイメージが持たれていたそう。性革命の中で反ポルノの主張はキリスト教保守系右派との親和性を高めたことや、同性婚容認派が新自由主義者との親和性を高めたことに活動のジレンマが垣間見られた。2022/08/15

aki

2
クィア・アクティビズム⇒社会に同化しようとする/既存社会の根本的変革の要求する、二つの働きが繰り返し生じた。 前者⇒リベラルフェミニズム、ホモファイル運動、ゲイライツ運動、後者⇒ラディカルフェミニズム、ゲイ解放運動2024/08/25

たろーたん

2
性的マイノリティの運動では、社会に同化しようとする運動と、社会の在り方を批判しようとする二つの運動が常にせめぎ合っている。前者はリベラル・フェミニズムやホモファイル運動、ゲイライツ運動などで、後者はラディカル・フェミニズムやゲイ解放運動などがある。しかし、どちらも特定のアイデンティティによって人が結びつくアイデンティティ・ポリティクスを前提としている。しかし、このアイデンティティ・ポリティクスもエイズ・アクティビズムの時に限界を示してした。(続)2023/06/11

xxx

2
クィア・スタディーズとか何かを初心者向けに解説した本。大学初学年向けだが、歴史の展開からクィア・アクティビズムの思想をわかりやすく解きほぐしてくれる。参考文献も豊富に紹介してくれているので興味のあるテーマを深堀りしやすい。 クィアとは一つのアイデンティティではなく「行動の枠組みや連帯の仕方を示す言葉」である。そこではアイデンティティが必ずしも否定されるわけではないが、被差別や抑圧状態にある個人それぞれの背景が異なることを前提にしつつ、そこから連帯の可能性を模索することが求められるのだ。2023/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19455319
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品