内容説明
現役教師が綴った事件処理の日々。窃盗、恐喝、薬物汚染、いじめ、リンチ、集団犯罪、モンスターペアレントや弁護士との戦い…体を張った格闘の日々を経た、ある教師の伝えたいこと。私はこうして社会の土台を支える人間を世に送り出してきた―３０の「事件」が語るリアル教育現場。
目次
第１章 事件ファイル―高校生編（凶悪事件発生！；ねずみ構的パーティー券売買 ほか）
第２章 事件ファイル―部外者編（高校入試での乱闘騒ぎ；女子更衣室での盗難事件 ほか）
第３章 事件ファイル―モンスターペアレンツ編（喫煙事実を否認し続けた母子；母親による県教委・市教委へのタブル提訴 ほか）
第４章 教師の果たす役割とは（どこまでが学校の責任なのか；戦う熱い教師達 ほか）
著者等紹介
和田慎市［ワダシンイチ］
１９５４年、静岡県生まれ。東北大学理学部卒業。現在公立高等学校教頭。１９７８年より社会科教師として進学校、職業校、新設校、教育困難校、定時制、単位制など、１０校もの異なるタイプの公立高校に勤務し、多種多様な生徒達と接する。中でも教育困難校・定時制高校の勤務が長く、生徒指導の実践経験が豊富である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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GAKU
1
ほんの最初で辞め。2014/11/04
TOMTOM
0
教育困難校を知らない人間が、教育システムを作っている。おそらくは、教育困難校に進む前のフォローが大切なんだろうと思うけど。教育の現場の大変さを垣間見る一冊でした。2018/02/07
