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内容説明
国際条約に違反して、一大麻薬帝国を形成し、莫大な利益を得ていた戦前の日本。和歌山県、大阪府を中心に国内でも大量になされていたケシ栽培。中国への密輸出、軍の関与…。丹念な調査をもとづき、日本の阿片・モルヒネ政策の実像に迫る。
目次
序章 大学でケシを植える話
第1章 国際関係の中での位置づけ
第2章 阿片王・二反長音藏
第3章 和歌山県におけるケシ栽培
第4章 モルヒネ問題
第5章 外地における阿片戦略
第6章 朝鮮モルヒネ問題
第7章 生江孝之と麻薬中毒者救護会
第8章 戦時体制下の阿片生産
第9章 まとめ
著者等紹介
倉橋正直[クラハシマサナオ]
1943年静岡県浜松市生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(東洋史学)修了。愛知県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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