目次
第1章 皮膚の構造とその働き
第2章 生物進化の視点から見たヒト皮膚の構造と機能
第3章 ライフステージから見たヒト皮膚の構造と機能
第4章 極薄の皮膚の防御膜、角層の機能的解析
第5章 スキンケアの有効性における客観的評価法―生体角層の水分計測法の発見
第6章 スキンケアの実際
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュリ
1
何もせずにきれいな状態の肌を保つことは難しいようだ。ワセリンや油脂を肌に塗ると、最初はそれほど潤っていなくても、時間が経つと潤った状態になってくる。肌から蒸発する水分をワセリンなどがラップのように閉じ込めて、角質層が潤うのだ。でも、それには時間がかかる。化粧品の方が潤う力が高い。しかも、その効果が持続する。2022/09/09
Hiro
0
著者が医師であり研究者であるためか、皮膚の病気に関する説明や例を用いることが多く、健常者のスキンケアについて書かれている割合が少ない印象です。皮膚の病気を抱えている人には良い本かもしれませんが、肌を綺麗にしたいといった普通の人にはあまり適していない気がします。2022/12/15