内容説明
「どなたでも、お気軽に」駅前で配られていた、講演会のチラシ。地域の市民センターに足を運ぶと、“因縁トーク”に新宗教の勧誘まで―?霊感商法、多額の献金、合同結婚式―。“かつての手法”は、なぜ今も変わらず生き続けているのか?信者数減少の逆風のなか、票と金を求める政治家に接近し、権力との距離を縮める新宗教の生き残り戦略とは。
目次
第1章 世界平和統一家庭連合(旧統一協会)(一枚のチラシから;申入書;神奈川新聞に掲載される;回答書;合同結婚式;霊感商法;学園での勧誘;統一協会と日本勝共連合)
第2章 新宗教とマインド・コントロール(新宗教と聴覚;マインド・コントロールと聴覚;マインド・コントロール;ファシズムとマインド・コントロール)
第3章 新宗教と子どもと女性(子ども虐待;女性の生き方と新宗教)
第4章 新宗教と政治家(新宗教と政治家;創価学会と公明党;幸福の科学と幸福実現等;生長の家と日本会議)
著者等紹介
いのうえせつこ[イノウエセツコ]
1939年岐阜県大垣市生まれ。県内大垣北高校・京都府立大学卒。子ども、女性、平和などの市民運動を経て女性の視点で取材・執筆・講演活動。フリーライター。一般社団法人日本コンテンツ審査センター諮問委員。一般社団法人AV人権倫理機構監事。NPO法人精舎こどもファンド代表。NPO法人あんしんネット代表。共著多数
山口広[ヤマグチヒロシ]
1949年福岡県生まれ。1972年東京大学法学部卒業。1978年4月弁護士登録(第二東京弁護士会所属・東京共同法律事務所在籍)。1987年5月全国霊感商法対策弁護士連絡会事務局長(2021年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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