内容説明
現代における「公共」とはなんだろう?個の分断がますます煽られる21世紀、「みんなの場所」はどこへ消えたのか―。公共圏を編み直すためのヒントを探る、超・自由鼎談!
目次
1日目 それぞれはとくに、立派な人間というわけではない(公務員とは「休まず遅れず働かず」;文部省の存在意義とは ほか)
2日目 「この」経済社会が唯一の解だろうか?(協同組合という協働の方法;グローバリズムは常に崩壊を孕む ほか)
3日目 社会が変われば教育も変わる。その逆ではない(極限的同調圧力;今や役所も「私」 ほか)
4・5日目 危機に向かう世界と「公共」(「一斉にやる」のが公共的なのか;ポピュリズムが「公」を僭称する ほか)
著者等紹介
寺脇研[テラワキケン]
1952年福岡市生まれ。東京大学法学部卒業後、文部省(当時)に入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長、2006年退官。現在、映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授
前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年奈良県生まれ。79年東京大学法学部卒業後、文部省(当時)に入省。文部科学省大臣官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官などを歴任。2016年6月から17年1月まで文部科学事務次官。2018年から日本大学文理学部非常勤講師
吉原毅[ヨシワラツヨシ]
1955年東京生まれ。77年慶応大学経済学部卒業後、城南信用金庫に入職。2010年11月理事長就任。15年6月に退任、相談役に。17年6月から顧問、20年6月より名誉顧問。東日本大震災以降、被災地支援を精力的に行うと同時に原発に頼らない安心できる社会を目指して「脱原発」を宣言。17年4月に全国組織「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」を創設、会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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