内容説明
着いた途端に失職!?電車、食べ物、お風呂、下町、地震、ホームセンター、そして、愛。住んで、体験して、知った日本、やっぱりここでの暮らしが好き。フランス人イラストレーターが見た、日本での6年間。
著者等紹介
ブランシャン・フジタ,ジュリ[ブランシャンフジタ,ジュリ] [Blanchin Fujita,Julie]
1979年、フランス西部サント市に生まれる。2004年にストラスブール・アートスクールを卒業。2005年からイラストレーターとして活動を始める。財団から援助を受け、ドキュメンタリーイラストレーターとして、アマゾンの熱帯雨林を中心にポリネシア、オーストラリアなどを訪ね、出版物やイラストの仕事の傍ら現地の日常生活を描く。2008年、取材活動の一環として東京に短期滞在する。日本文化に感動し、翌年から日本で生活を始める。2017年、日本の日常生活を綴った『J’aime le natt^o(納豆が好き)』を、Hikari ´Editions(フランスリール)から出版しベストセラーに。結婚し一児の母として東京近郊で暮らしながら作品制作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
54
読友さんの読みたい本で発見した秀逸なイラスト&エッセイです!!!フランス人の節約精神は見習わないといけません!なんと家具を手造り!!!生活を楽しんでいる様子がうかがえて面白かったです!漢字も綺麗に書いていて、感動です✨2021/12/02
Kei
42
最初、外国新聞で見るようなイラストに慣れなかったが、段々と違和感なく。シンプルな文章が、味わい深い絵とマッチ。3.11の東京の描写も。淡々の目線が、我々日本人には痛し。フランスに行ってから、また読んでみたい、です。2019/11/08
たまきら
38
タイトルがおかしくて手に取ったら…フランス語と日本語が併記になっている楽しいイラストエッセイです。まったく文化の違う国から日本に惹かれて東京で日本語を勉強していた人が経験した3.11がとても辛かったです。…自分は出産まで2か月を切っていた頃だったんだよなあ…。オーサさんも日本人女性の脱毛の完璧さに感動していて笑えました。毛深い日本人女子もいるのよ~。2022/03/23
ココアにんにく
4
額装したくなる位にイラストが楽しい!1頁にどれだけ時間がかかってるんだろう。フランスから来たジュリさんから見える東京が新鮮です。ブエナビスタ・ソシアルクラブって思わず検索しました。有給休暇の話はそうだと思いました。欧州の友人は夏と年末に2〜3週間の休みが必ずあり、日本にも毎年訪れます。ジュリさんの「 ところで、あなたは人生とは何ですか?」の問に、答えられない。2022/11/30
じじちょん
3
筆者のジュリさんは波乱万丈な生き方をしていて、並の感性ではないなと。そんな彼女が素直に感じた事をイラストと文章で表現している。外国から来た人が日本で生活するのも大変なんだなぁー、笑えない事もたくさんあるだろうな~と想像してしまう。2020/01/24
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