亀裂 欧州国境と難民

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784763408860
  • NDC分類 334.4
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ヨーロッパに押し寄せる移民・難民たち 地中海、国境地帯で、何が起こっているのか?

サブサハラからアフリカのスペイン領を目指す人々、地中海での難民救助作戦、 酷暑のバルカン・ルートや極寒のロシアを通り抜けてやってくる難民たち……。

総合的視点でヨーロッパ難民問題をとらえた、スパニッシュ・コミック

難民を保護する一方で排除する、ヨーロッパに広がる〈亀裂〉を描く 755コマ全てが写真から構成された「フォト」グラフィックノベル

『ニューヨークタイムズ』『ル・モンド』『リベラシオン』など世界中で絶賛! 世界報道写真コンテスト入賞

「亀裂を食い止めなければ、骨組みごと崩壊する。」

70年間続くヨーロッパの平和をゆるがす、大量の難民流入。 現場では何が起こっているのか?

――地中海から北極圏までヨーロッパの輪郭をめぐることで明らかにする、渾身のルポルタージュ。


●内容紹介●

目次

プロローグ――欧州連合の誕生 

メリリャ(スペイン)

トルコ国境 

地中海 

レスケ(ハンガリー)、

トヴァルニク(クロアチア)

リトアニア領、NATO軍演習 

カリーニングラード(ロシア) 

北極圏 

訳者解説 

●著者紹介●
写真:カルロス・スポットルノ(Carlos Spottorno)

1971年ハンガリー・ブダペシュト生まれ。イタリア国立ローマ美術学校を卒業し、広告代理店のクリエイティブ・ディレクターとなる。2001年にドキュメンタリー写真家として独立。とりわけ社会、経済、政治分野に関する写真を、『週刊エル・パイス』をはじめとするスペイン内外のメディアに提供している。また、これまでに6冊の写真集を出版している。2003年と2015年の世界報道写真賞ほか、写真・写真集での受賞多数。

文:ギジェルモ・アブリル(Guillermo Abril)

1981年スペイン・マドリード生まれ。法学と経済学を専攻し、マドリード自治大学でジャーナリズムの修士号を取得。2007年より『週刊エル・パイス』の評論記事、人物紹介記事、ルポルタージュなどを担当。短編ドキュメンタリー映画『欧州の入口で(A las puertas de Europa)』の制作協力で2015年の世界報道写真賞を受賞。アメリカ合衆国の死刑囚についてのドキュメンタリー映画『復活クラブ(The Resurrection Club)』の副監督。

訳:上野貴彦(うえの・たかひこ)

1990年生まれ。現在、一橋大学大学院社会学研究科・博士後期課程在学中。スペイン・バルセロナ自治大学東アジア研究所客員研究員。一橋大学社会学部在学中にイタリア・トレント大学社会学部に派遣留学。専攻は国際社会学・国際移民研究(スペインにおける移民の社会統合と地域)。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

94
2016年La Grieta・スペイン語版原著からの全訳。世界大戦後、欧州は二度と戦争を起こすことのできない関係を構築する理想の元EUを生み出した。しかし、国境地帯では大量の難民が増え続ける現実と英国のEU離脱、ナショナリズムの台頭、イスラム嫌悪、そしてロシアの恐怖がある。NATO軍はリトアニア、ポーランドでウクライナ軍と戦術訓練を行う。カーニングラードにはベルリンが射程に入る弾道ミサイルが配備された。フィンランドは1300kmにも及ぶ最長のロシア国境を有する。本書はEUの亀裂を、境界を通じて示している。2022/03/26

どんぐり

71
欧州の難民問題をとらえた写真とグラフィックノベルを融合したスパニッシュコミック。2013年のイタリア・ランペドゥーサ島沖で発生した難民船の沈没で366名が溺死した事故から、アフリカ大陸にスペインがもつ領地メリリャ、トルコ国境のトラキア、地中海、バルカンルートを北上し、カリーニングラード、フィンランドとロシアの国境で終える旅。ナショナリズムが台頭し国境が封鎖されいくつもの亀裂が生じる。最後に記録されている集合写真の一枚が、北極圏の国境を背に防寒着を着て立つアフガニスタン人一家と2人のカメルーン人。彼らが最終2019/12/06

ののまる

13
ヨーロッパのバルカンルートや地中海を渡るボートの難民たち。北欧とロシアの国境警備隊。文章やルポでも読んできたけど、こうして写真によるコマ割りでみると、ひとり一人の表情がよくみえて、たくさんのことが心に刺さってくる。755コマ、すべてが真実。2019/10/07

ヨシ

1
写真により深刻な状況がよく伝わってきた。 2022/02/22

esaya

1
写真が漫画のように構成してある本です。 日本のニュースだと知る機会がない、いろいろな地域での難民の状況が少しわかった気がします。2020/11/20

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