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内容説明
この国の新しい“食の情景”生産~食卓の情景を見つめたフォトエッセイ。
目次
1章 生産の現場(棚田が持つ輪環―ヒトが食う稲、ウシが食む稲;植物工場という農地―白い無菌服の農民;命を入れるナイフ―「生きもの」と「生きもの」をつなぐ「食べもの」 ほか)
2章 加工と流通(魚河岸目利きの行方―それでも魚は“築地”を目指す;「食べる」に当てる放射線―世界最大のガンマーフィールド;現代つけもの事情―たくあんの原風景 ほか)
3章 食卓(ホームレスの正餐―飢餓でも飽食でもなく;近くて高いチョコレート―肌で感じるバレンタインデー;塀の中には飯がある―最古の集団給食 ほか)
著者等紹介
木村聡[キムラサトル]
1965年生まれ。フォトジャーナリスト。新聞社勤務を経て94年よりフリーランス。国内外のドキュメンタリー取材を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
10
毎食毎食、いのちを頂いている、たくさんの人の想いを受け継いでいるという、実感!2019/10/13
noko
1
私達が普段食べている食事。どんなふうに生産されているか、どこで誰が作っているのか。茨城には植物にガンマ線を当てて突然変異体を作り出す研究所、放射線育種場がある。屋内のガンマルームと屋外のガンマーフィールド。東京ドームと同じ広さのフィールドで、外周には8mの高さの土手がそびえる。外部に届かないように。国内ではここだけ。刑務所にはもうクサイ飯はない。管理栄養士が付いてメニューを考えている。安く食材を買う為に地場食材も出る。札幌ではジンギスカンなども。とても健康的。外国人もいるので宗教タブーにも気をつけている。2023/12/30