内容説明
マルグリット、27歳。本当の自分を知ることで、私の世界は色付きはじめた。フランスでベストセラー!アスペルガー当事者による原作のマンガ化。「アスピー」たちの体験談と、日常生活へのアドバイスを収録。
著者等紹介
ダシェ,ジュリー[ダシェ,ジュリー] [Dachez,Julie]
ナント在住の社会心理学博士。27歳のときにアスペルガー症候群と診断された。自身が運営するブログとYouTubeチャンネルは、累計で150万ビュー以上を誇る。現在、さまざまなメディアに出演し、講演活動を行なっている
カロリーヌ,マドモワゼル[カロリーヌ,マドモワゼル] [Caroline,Mademoiselle]
パリ生まれ、現在オート=サヴォワ県在住のイラストレーター、バンド・デシネ作家
原正人[ハラマサト]
1974年静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を精力的に紹介するフランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
81
自分と周囲との違和感に孤独と不安、自分への不信を抱えるマルグリット。周囲とはチグハグでトラブルばかりを引き起こしがちな事に悩む彼女が辿り着いたのはアスペルガー症候群という可能性だった。それを知ってから彼女の世界はカラフルに色づいていく。フランスでは精神分析の影響で発達障害や自閉症などの理解が遅れているという事実に吃驚。そして「自分とやっと仲直りできた!」と喜んでいたら今度は「自分が不器用なだけなのにアスペルガーという理由で言い訳するんじゃない」という周囲の無理解に悩まされるシーンは辛かったな…。2019/10/22
くさてる
29
アスペルガーの女性を主人公にしたバンドデシネ。外国のコミックだけど読みづらさはないです。美しい色遣いと主人公をめぐる展開が面白くも興味深く読めました。フランスってこの手のことではもっと進んでると思ってた自分の思い込みが是正されてよかった。胸痛む場面もありますが、それ以上に主人公が生き生きと生活できるようになっていく描写に惹かれます。良かったです。2019/02/16
mntmt
22
日本語に訳されて、ジュリー・ダシェさん喜んでるかなぁ。2019/01/13
あっちゃん
20
アスペルガー本!字の本かと思ったら絵の本だった(笑)アスピーだと本当に生きにくいとは思うけど、きっと見えてる世界が私が見えてる世界より綺麗なんだろうなぁ…などと思う!アスピーは人類の進化した姿かも(  ̄▽ ̄)2018/10/11
海(カイ)
20
この漫画、すごく好き!自分がそうだからすごく理解できることが多いのだろう。2018/09/22
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- 和書
- 理論言語学史