美容整形というコミュニケーション―社会規範と自己満足を超えて

個数:
  • ポイントキャンペーン

美容整形というコミュニケーション―社会規範と自己満足を超えて

  • 谷本 奈穂【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 花伝社(2018/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763408587
  • NDC分類 595
  • Cコード C0036

内容説明

美容整形が「普通の」女性たちに広がっているいま、彼女たちは何をきっかけに身体加工を行っているのか?従来の社会規範や自己満足といった議論を超え、「日常的なコミュニケーションの位相」という新たなパースペクティブと多角的考察を通じて私たちの身体観に迫る。

目次

第1部 メディアにみる社会規範―広告と美容雑誌(美容の科学、自然との共犯―化粧品広告と美容雑誌の分析;老いという病、肌本来という幻想―ミドルエイジ女性向け雑誌の分析;女性の外見に対する社会規範―美魔女を事例に)
第2部 美容整形を受ける人々―動機・特徴・コミュニケーション(自己満足の発見と二つの問い;美容整形を望む人々の特徴―自分・他者・社会との関連から;他者とは誰か―女性同士のネットワーク)
第3部 美容整形を施す人々の論理(医師とクライアント;医師と医師―専門分野間の壁)

著者等紹介

谷本奈穂[タニモトナホ]
大阪大学人間科学部卒業、同大学院修了。博士(人間科学)。関西大学総合情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

36
高須クリニックの院長はじめ昨今美容整形外科ほどテレビ(CM含む)をにぎわせる職種はいないのでは。本著のテーマは面白いのだが、いかんせん学者の論文なので読みづらいのが難点。患者(クライアント)の心理分析よりも現場医師の証言をまとめた7、8章が面白い。「職人」という自負、心療内科ならぬ心療外科としての側面‥など本音がもれる。開業医系と大学病院系の2つの学会があり、統合が模索されたが、頓挫した経緯は初耳。自由診療はカネは儲かるが、医師としては格下に見られる。カネか名誉かのジレンマを抱える人達なんですな。2019/04/22

ケニオミ

8
日経新聞で紹介されていた、美容整形についての社会心理学系の本ですが、正直あまり期待していませんでした。しかしながら、美容整形を受けることにした動機と契機には、世間の常識とは外れていましたので、少し意外な気がしました。美容整形に興味のある方は是非読んでおくことをお勧めする一冊です。2018/10/08

haniokasai

1
1つのWebページにして理解しきれるほどの内容量。 「自己満足」についてはっきり理解できるわけじゃない。 テキストマイニングなんて使わずに、ケースを解体した方がいい気がする。2019/03/25

ちり

1
「『自然』のままで美しいことは称賛されるが、『より美しくなる』人工的な補正はよくないこととして断罪されるのである。従って、『より若くなる』という文言よりも、『もともと自然に持っていたはずの若さを取り戻す』という文言の方が、多くの人にとって素直に受け取りやすいと考えられる」 「美容整形は自己アイデンティティの再構築を目指すような主体的な行為として意識されるものではない。むしろ、美容整形を望む意識に寄与する項目は、『外見の老化を感じる』と『身体に関する社会の常識を守るべきという考えを持たない』ことである」2018/09/03

わす

0
同著者の『美容整形と化粧の社会学』をさらに掘り下げて、美容整形を希望する人の意識を深く探っていくもので、前作を楽しめた人にはおすすめします。統計分析によると美容整形を望む人は男より女、経済的な余裕がある、老化を感じる、自分を最重視しながら他者の評価も気にする一方で社会常識を軽視する人。年代や学歴、既婚or未婚はあまり関係ない。2024/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12903053
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。