内容説明
人びとが働く職場は今どうなりつつあるか?救済を求める人びと救済に奔走する合同労組の活動家たち吹きすさぶ労働現場と個人加盟の労働組合で日夜奮闘する活動家たちの日常を描く―これは、2000年代初頭から2016年の日本における労働現場と、その現実に立ち向かった者たちによる歴史の1頁である。
目次
第1章 社員食堂
第2章 柵
第3章 不同意
第4章 過労死
第5章 明日へ
著者等紹介
竹之内宏悠[タケノウチコウユウ]
石油関連企業在職中に8年間の労働争議を経て、川崎労働組合総連合事務局長を経験、その後、全川崎地域労働組合(コミュニティユニオン)の書記長となり、労働相談を中心に活動、2011年退職後、神奈川労連の地域労組の書記長を務める傍ら小説家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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