内容説明
法科大学院でどのように学んだか。多額の借金を背負いながら法律家として今後どのように生きるか。新たな法曹養成制度の実体験と貴重な手記を多数収録。
目次
第1章 給費制をなくさないで!―法科大学院世代が体験したこと
第2章 若手弁護士の声(法曹という「人」を育てる制度の再考を;進路選択の一つとしてのロースクール制度;法曹として「養成」されて感じること;未修者の視点から見たロースクール・司法試験;経済的な視点から見たロースクール・司法修習生活の問題 ほか)
第3章 司法制度「改革」と法科大学院「改革」―法科大学院教育の現場から
第4章 法曹養成制度の再「改革」に向けて
著者等紹介
渡部容子[ワタナベヨウコ]
中央大学法学部卒業後、2008年、中央大学法科大学院修了、同年、司法試験合格、東京修習。2009年、弁護士登録。2010年、ビギナーズ・ネット設立。日弁連司法修習費用給費制存続緊急対策本部事務局員。2013年、司法修習生の給費制廃止違憲訴訟を全国各地で提起、共同弁護団長を務める
永山茂樹[ナガヤマシゲキ]
一橋大学法学部、同大学院博士後期課程修了。東海大学法科大学院教授(憲法学)
立松彰[タテマツアキラ]
早稲田大学法学部卒業後、1984年、司法研修所入所(38期)。1986年、千葉県弁護士会登録。現在、千葉県弁護士会所属。酒井正利法律事務所所属。弁護士会では、法曹人口・法曹養成制度検討委員会副委員長、日本司法支援センター対策委員会委員長をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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