内容説明
東アジアの過去と未来、和解と共生、発展を阻むものは何か?日本・中国・韓国の研究者がそれぞれの立場と視点から現状と課題を解明。アジアの共生と平和のために。
目次
第1部 アジア共同体の可能性(アジア:和解、共生、そして共同体へ;日韓関係とアジア共同体の形成―韓国からの視座;思想史からアジア共同体を考える)
第2部 東アジアの歴史空間(東アジアの言語空間―漢文で書くこと・日本語で書くこと;東アジアの異文化交流史―歴史空間としての「東アジア」を考える;前近代東アジアの国際関係としての冊封体制)
第3部 東アジアの経済(朝鮮民主主義人民共和国の対外経済政策―朝中・南北関係を中心に;世界を牽引するアジア自動車生産と日本のグローバル展開)
第4部 東アジアの歴史問題(日本の歴史認識問題と欧米および国連の対応;なぜ日本軍「慰安婦」問題が大きな問題となっているのか;戦犯裁判と日本の戦争責任)
第5部 平和の探求(一九二〇‐三〇年代の北東アジアにおける国際連帯活動―朝鮮のアナーキズムとエスペラント運動を中心に;沖縄からみた東アジアの平和)
著者等紹介
殷燕軍[インイェンジュン]
関東学院大学経済学部教授
林博史[ハヤシヒロフミ]
関東学院大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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