内容説明
成熟社会とは何か。成熟社会は到来しているのか?成熟社会に対応して、革新組織や運動は根本的な自己改革が求められているのではないか?革新政党の可能性を問う。
目次
第1部 成熟社会における組織と運動(時代にこたえる組織と運動―経営組織論から学ぶもの;組織と人間の問題―革新組織再生の条件;護憲運動と革新組織の再生;民主的教育運動の活性化を考える―求められる発想の転換;道徳教育の教科化と対抗戦略;福祉国家から福祉社会へ―聽涛弘『マルクス主義と福祉国家』に寄せて)
第2部 成熟社会の課題と人間(成熟社会における表現の自由―ヘイトスピーチの法規制を考える;生命倫理と自己決定;関係的存在としての人間と自己決定;環境問題が成熟社会に問いかけるもの)
著者等紹介
碓井敏正[ウスイトシマサ]
1946年、東京都生まれ。1969年、京都大学哲学科卒業。1974年、京都大学大学院博士課程哲学専攻修了。専攻、哲学。現在、京都橘大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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