内容説明
外務省・内務省公文書の丹念な分析から明らかになる領有過程。「沖縄近海無人島取調」から「尖閣」領有までの10年。事実を尊重する誠実な態度こそ領土問題解決の第一歩。尖閣諸島はどのように日本の「固有の領土」になったのか。
目次
第1章 琉球国から沖縄県へ
第2章 西村捨三と沖縄県
第3章 国標建設中止の経緯
第4章 「たび重なる調査」はなかった
第5章 戦勝に乗じた領有行為
第6章 事実を尊重する精神の大切さ
著者等紹介
村田忠禧[ムラタタダヨシ]
神奈川県出身(1946年7月生まれ)。東京大学文学部中国文学科卒、同大学院博士課程中国哲学専攻単位取得満期退学。東京大学教養学部助手、横浜国立大学助教授、教授を経て、横浜国立大学名誉教授。神奈川県日中友好協会副会長。専門は中国現代史、現代中国論、日中関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- いないいないぞう!