『のだめカンタービレ』の人間像―“音楽の楽しみ”と「調和」

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『のだめカンタービレ』の人間像―“音楽の楽しみ”と「調和」

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  • サイズ B6判/ページ数 259,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763407252
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0010

内容説明

音楽における「調和」とは何か―。一人ひとりの人間は、“音楽の楽しみ”のうちで自分と世界との「調和」をともに“経験”することによって、他の人間とのつながりを作っていく―。『のだめカンタービレ』から読み解く音楽と人間との関係。

目次

第1章 本書の問い:『のだめカンタービレ』という物語をきっかけに、一般人にとってクラシック音楽の本質についての認識は変化したか
第2章 近代日本の西洋文化受容におけるクラシック音楽の在り方―千秋は「音楽」の「本場」ヨーロッパで指揮者になることを目指す
第3章 クラシック音楽の本質についての認識―のだめは「自由に楽しく」ピアノを弾く
第4章 音楽の歴史的蓄積としての「調和」の理念―古代(ピュタゴラス派)における「音」の経験の理念化とクラシック音楽確立の時代の音楽観(ヘーゲル、シューマンおよびハンスリック)
第5章 「調和」をめぐっての音楽観の先祖がえり―クラシック音楽確立の時代の音楽観からふたたび古代(ピュタゴラス派)以来の伝統的音楽観へ
第6章 千秋の音楽活動―「のだめ」的なオケ・メンバーたちが“音楽の楽しみ”のうちで「調和」をもとに“経験”するような指揮をする
第7章 のだめの音楽活動―オケ・メンバーたちがのだめの目指す「音楽」をともに作り上げたくなるようなピアノ演奏をする
第8章 物語の到達点 「音楽」のメッセージ―「音」を通じて人間と人間とのつながりを作る
第9章 「調和」の理念の実現―「のだめ音楽会」の例
第10章 本書の問いへの答え―この物語をきっかけに、一般人にとってクラシックの本質についての認識は“音楽の楽しみ”のうちで「調和」を“経験”することによって変化した

著者等紹介

幸津國生[コウズクニオ]
1943年東京生まれ、東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。都留文科大学勤務をへて、ドイツ・ボーフム大学ヘーゲル・アルヒーフ留学(Dr.phil.取得)。日本女子大学勤務、同定年退職後「晴“歩”雨読」日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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