成長国家から成熟社会へ―福祉国家論を超えて

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763407153
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0031

内容説明

資本主義の最終段階としてのゼロ成長社会。地滑り的に変化する政治、経済、国際関係の下、問われる、福祉、地方自治、労働組合運動、革新運動のあり方、ジェンダー、ライフスタイル…。途方もない財政赤字を直視し、国まかせではない、社会の底力を発揮できる成熟社会の実現にむけて。ゼロ成長下では成り立たない福祉国家路線。変容を迫られる対抗戦略。

目次

1 国家と市民社会を考える(成熟社会の対抗軸;成長経済下の政権交代と右傾化―アベノミクスへの対抗軸;成熟社会と革新運動―憲法・福祉・労働・教育・組織論;成熟社会における責任政治―民主主義と自由主義)
2 労働と生活を考える(ポスト福祉国家の生活保障;成熟社会における働き方;成熟社会と労働組合運動の改革)
3 地方と外交を考える(成熟社会に向かう地方自治の条件;ゼロ成長日本のアジア共生戦略―対米従属と歴史修正主義への対案)

著者等紹介

碓井敏正[ウスイトシマサ]
1946年生まれ、1974年京都大学大学院博士課程哲学専攻修了。現在、京都橘大学名誉教授、NPO福祉法人おひとりさま理事長

大西広[オオニシヒロシ]
1956年生まれ、京都大学大学院経済学研究科博士課程(経済学博士(京都大学))。現在、慶應義塾大学経済学部教授、北東アジア学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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どうろじ

0
2014年の出版だが、概ね真をついた論であるように思う。未だにマルクス主義が政策議論に用いられているのには驚きましたけども。2019/04/26

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