内容説明
自民党改憲論議の矛盾をつく。「憲法を国民の手に取り戻す」という大義名分のもとに進められようとしている憲法96条改正。その一方で、解釈変更による集団的自衛権行使の容認―原発国民投票の可能性とは?大切なことはすべて安倍政権が教えてくれた。
目次
1 はじめに―集団的自衛権行使容認と憲法96条改正
2 個別的自衛権と集団的自衛権
3 憲法改正と憲法解釈変更
4 政府の憲法解釈の変更
5 憲法96条改正論と集団的自衛権行使容認
6 原子力発電所と国民投票
7 国の形
8 集団的自衛権行使と総選挙
9 憲法改正論議に関する一貫性
10 おわりに
著者等紹介
飯田泰士[イイダタイシ]
東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学大学院医学系研究科生命・医療倫理人材養成ユニット修了。近時の研究分野は、憲法・選挙・医療に関する法制度(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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