内容説明
“折れない心”をウチの子に。スマホを駆使し、SNSで誰とでも簡単につながる親世代には想像もつかない変化の時代を生きる子どもたちとの向き合いかた。
目次
第1章 英語・コミュ力・強いメンタル(同級生は外国人;英語とコミュニケーション ほか)
第2章 ネット世界の子どもたち(幼児園児もインターネット;子どもに広がるSNS ほか)
第3章 「生きる力」のゆくえ(「サザエさん」と「ポケモン」の家族像;飯ごう炊さんのレトルトカレー ほか)
第4章 心の強い子どもを育てる(子どもの力を引き出す言葉;雨に濡れた子どもへの二つの反応 ほか)
著者等紹介
石川結貴[イシカワユウキ]
1961年静岡県伊東市生まれ。家族、教育、子育て、児童虐待などをテーマに、現代家族のリアルな問題を描き出す話題作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッパ
24
【167】374【◯】ネット社会。コミュニケーションは変化している。どう接していけばいいのか?私は子供がいるならば約束しようと思う。スマホの使い方を。また、想いを聞こうきける関係を作ろう。取り繕わずしったかぶりせずに失敗も話そう。愚痴ではなく話をしようと思う。2017/05/02
ヒデミン@もも
24
帯に「読み」「書き」「そろばん」から「英語」「コミュ力」「強いメンタル」へとある。確かに後者は大事。でも前者も必要不可欠。だって私らそれでここまで生きてこれたんだから。考えを否定されたり、注意をされたりすることに弱い我が娘。葛藤から逃げないで我慢する力を持ってほしい。2014/01/12
コニコ@共楽
7
子育てには王道がないと思うが、イマドキのネット時代だからこそ気づいておきたいことってあると思う。ネットで世界とつながれる反面、直に多様な人間関係をもつことが少ない子どもたち。自分の子ども以外でも関わりを持てたら、「ほんとうの気持ちを言えないときの気持ち」に寄り添えたらと感じた本だった。2014/06/19
かなかなかな
6
子育ての日々を思い出す。あの頃は、当然親である自分も至らなく反省する事ばかり。 今は、ネット社会でこれまでの常識も通用しないことも沢山あるんだろう。 心を強くすることを、是非とも今の子どもたち及び自分も少しの努力と心を追い込まないよう気軽に生きよう。2022/02/15
keroppi
3
つい先日末っ子が成人式を迎え、本書に登場する年齢は終わってしまった。しかし我が子含む今どきの子どもたちが、このネット時代にどんな環境でどんな思いをしながら過ごしてきたのか垣間見ることができた。もう少ししたら同じ目線で腹割っていろいろ話せる気がする。この二十数年間を振り返ってお互いその時々に何を思いどんな気持ちだったのか、と。ついでに自分の過去の失敗や恥ずかしい思い出も、聞かれたら吐露しようと思う。 2019/01/21