内容説明
ユダヤ教を同じルーツに持つキリスト教とイスラームはなぜこれほどまでに対立しあうのか?仏教と比べて知る一神教の世界。聖書を読むのが楽しくなる日本人のための一神教入門。
目次
第1章 ユダヤ教―元祖『聖書』は痛快物語(アブラハムを大父祖に;割礼は契約の証し ほか)
第2章 キリスト教―矛盾を塗りこめ独自色(民族の氏神ヤハウェ;預言者にニセ者あり ほか)
第3章 イスラーム―聖なる枠に暮らせば安泰(多神教の半島アラビアに;洞窟で瞑想中に啓示 ほか)
第4章 仏教―一神教を見極める視点に(仏教に恐れ入った西欧人;ガンジスにアーリア人 ほか)
著者等紹介
児玉浩憲[コダマヒロノリ]
科学ジャーナリスト・仏教解説家。1934年和歌山県海南市の山寺に生まれる。京都大学大学院理学研究科でエコロジー(動物生態学)を専攻、1959年から朝日新聞記者。社会部・科学部・学芸部で科学や文化、医学や環境を担当。科学・医学雑誌の編集長、科学部長、編集委員を務めた。現在、『電気学会誌』編集顧問、朝日新聞社社友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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