内容説明
アポトーシスとは何か、それはどのような条件で起きるのか?ガン自然退縮の研究・最前線。
目次
1 ガンの自然退縮の研究―心の支援でガンは治る(ガンの本当の顔と偽の顔;抗ガン剤(=ガンの自然退縮を阻む物質)とその歴史
抗ガン剤を用いた化学療法
抗ガン剤イレッサの真実
国際的ガン事情
ガンの自然退縮
免疫力を上昇させる方法
ガンの自然退縮の研究)
2 ガンの自然退縮とアポトーシス(アポトーシスとは何か;アポトーシスによる細胞死の形態学的特徴とそのメカニズム;アポトーシスと関連疾患;アポトーシスとガン遺伝子・ガン関連遺伝子;ガンの食事療法とアポトーシス)
著者等紹介
奥山隆三[オクヤマタカゾウ]
1952年、奈良県に生まれる。神戸大学大学院医学研究科中退、医学博士。奈良医科大学・京都大学医学部・神戸大学医学部の各病理学講座でガンの研究に従事、特に京都大学で兼任講師として勤務していた際には、ガン抑制遺伝子(ガンの発生を抑える遺伝子)やアポトーシス(細胞の自己消滅)などの研究に没頭する。現在、奈良医科大学に博士研究員として在籍する一方、大阪電気通信大学(兼任講師)やファルコバイオシステムズ総合研究所(ガン検診・国際細胞スクリーナー)などで活躍している。日本癌学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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