出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
学校選択制で街から〈地元の学校〉が消えていく
小学1年生から中学3年生までが巨大校舎に同居する小中一貫校
自治体教育改革フロンティア・東京品川の10年を検証
●目次(版元ドットコムより)
第1章 品川の小中一貫校の検証
1 小中一貫校の出現
2 品川の施設一体型小中一貫校の特殊性──小中一貫教育との違い
3 小中一貫校の現状──教育学的検討を欠いたずさんな学校作り
4 施設一体型「小中一貫校」の教育学的「根拠」はあるのか
5 「市民科」の設置
第2章 品川の学校選択制度の検証──今こそ学校選択制の見直しを──
1 品川区の学校選択のあらまし
2 品川の学校選択は、どのような規模でおこなわれているのか
3 「選ばれる学校」と「選ばれない学校」の分離
4 入学生徒数の激変と学校計画の見通しの不安定性
5 地域と学校との切断
6 事実に基づく品川区の学校選択制度の批判的検討を
第3章 品川の教育改革の「理念」と「手法」
1 報告によって作り出される「教育改革」
2 「品川の教育改革」を主導する「公教育論」──若月氏の教育論と教育改革の手法
3 本当の「検証」とは── 小川正人編『検証・教育改革』は事実を「検証」しているのか
●版元からひとこと(版元ドットコムより)
公立学校の改革最前線として教育関係者の間で知られる品川区。その品川区在住の教育学者が、品川の学校で進行している「改革」の中身を丹念に検証した力作です。教育現場への市場原理の導入は、子ども、親、教師にとって幸せをもたらすことなのか? 本書を題材に、大いに議論していただきたいものです。
内容説明
学校選択制で街から“地元の学校”が消えていく。小学一年生から中学三年生までが巨大校舎に同居する小中一貫校。自治体教育改革フロンティア“東京品川”の10年を検証。
目次
第1章 品川の小中一貫校の検証(小中一貫校の出現;品川の施設一体型小中一貫校の特殊性―小中一貫教育との違い;小中一貫校の現状―教育学的検討を欠いたずさんな学校作り ほか)
第2章 品川の学校選択制度の検証―今こそ学校選択制の見直しを(品川区の学校選択のあらまし;品川の学校選択は、どのような規模で行われているのか;「選ばれる学校」と「選ばれない学校」の分離 ほか)
第3章 品川の教育改革の「理念」と「手法」(報告によって作り出される「教育改革」;「品川の教育改革」を主導する「公教育論」―若月氏の教育論と教育改革の手法;本当の「検証」とは―小川正人編『検証・教育改革』は事実を「検証」しているのか)
著者等紹介
佐貫浩[サヌキヒロシ]
1946年、兵庫県篠山市生まれ。東京大学大学院を経て、法政大学キャリアデザイン学部教授。民主教育研究所運営委員、教育科学研究会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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