品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像

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品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像

  • 佐貫 浩【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 花伝社(2010/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 104,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784763405852
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

●内容紹介(版元ドットコムより)
学校選択制で街から〈地元の学校〉が消えていく
小学1年生から中学3年生までが巨大校舎に同居する小中一貫校
自治体教育改革フロンティア・東京品川の10年を検証


●目次(版元ドットコムより)
第1章 品川の小中一貫校の検証
1 小中一貫校の出現
2 品川の施設一体型小中一貫校の特殊性──小中一貫教育との違い
3 小中一貫校の現状──教育学的検討を欠いたずさんな学校作り 
4 施設一体型「小中一貫校」の教育学的「根拠」はあるのか
5 「市民科」の設置
第2章 品川の学校選択制度の検証──今こそ学校選択制の見直しを──
1 品川区の学校選択のあらまし
2 品川の学校選択は、どのような規模でおこなわれているのか
3 「選ばれる学校」と「選ばれない学校」の分離
4 入学生徒数の激変と学校計画の見通しの不安定性
5 地域と学校との切断
6 事実に基づく品川区の学校選択制度の批判的検討を
第3章 品川の教育改革の「理念」と「手法」
1 報告によって作り出される「教育改革」
2 「品川の教育改革」を主導する「公教育論」──若月氏の教育論と教育改革の手法
3 本当の「検証」とは── 小川正人編『検証・教育改革』は事実を「検証」しているのか

●版元からひとこと(版元ドットコムより)
公立学校の改革最前線として教育関係者の間で知られる品川区。その品川区在住の教育学者が、品川の学校で進行している「改革」の中身を丹念に検証した力作です。教育現場への市場原理の導入は、子ども、親、教師にとって幸せをもたらすことなのか? 本書を題材に、大いに議論していただきたいものです。

内容説明

学校選択制で街から“地元の学校”が消えていく。小学一年生から中学三年生までが巨大校舎に同居する小中一貫校。自治体教育改革フロンティア“東京品川”の10年を検証。

目次

第1章 品川の小中一貫校の検証(小中一貫校の出現;品川の施設一体型小中一貫校の特殊性―小中一貫教育との違い;小中一貫校の現状―教育学的検討を欠いたずさんな学校作り ほか)
第2章 品川の学校選択制度の検証―今こそ学校選択制の見直しを(品川区の学校選択のあらまし;品川の学校選択は、どのような規模で行われているのか;「選ばれる学校」と「選ばれない学校」の分離 ほか)
第3章 品川の教育改革の「理念」と「手法」(報告によって作り出される「教育改革」;「品川の教育改革」を主導する「公教育論」―若月氏の教育論と教育改革の手法;本当の「検証」とは―小川正人編『検証・教育改革』は事実を「検証」しているのか)

著者等紹介

佐貫浩[サヌキヒロシ]
1946年、兵庫県篠山市生まれ。東京大学大学院を経て、法政大学キャリアデザイン学部教授。民主教育研究所運営委員、教育科学研究会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

RYU

2
品川区の教育改革に対する批評。品川区では全国に先駆けて、学校選択制、小中一貫校が導入された。学校選択制により、選ばれない学校は廃校になる。小中一貫校の導入により、運動会は様変わりし、小学5、6年生の役割を奪う。小中一貫校はあくまでも小中一貫教育の1つの形態でしかない。公的な報告書では出てこない、品川区の教育改革の問題点を、親の声なども踏まえて指摘している。2013/09/15

Tomoko

0
学校は市場競争の中に組み込まれるべきものなのだろうか。 学校選択制はまさに学校選択に市場原理を使っているけど、それが果たして良い教育を作るのだろうか。 学力は結果として、テストの点数に表れるものに限らないんじゃないだろうか。 品川改革批判のこの本を読んでそう考えた。2013/02/08

lanikai

0
本書は品川区の公立小中学校における「小中一貫教育」に異を唱える。確かに区民不在で、区長と教育長のトップダウンでずんずん進めてきてしまったことは問題だと思うが、定量的な批判ではなく。批判のための批判ばかりなのが残念。本書が「論拠に乏しい」とする小中一貫教育の効果だが、問題点として指摘する部分の論拠も乏しく似たようなもの。感情的とすら読めてしまう。実際に子供を通わせてる親としては、第三者機関による評価と学会での継続的な研究を求めたい。ともあれ区内の親御さんは本書を一度は目を通しておくべきか。2012/12/14

kg

0
緻密なデータと取材で品川の「教育改革フロンティア」の実像をえぐる良書2010/11/16

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