内容説明
裁判にあまり馴染みのない人でも、裁判員制度への理解を深めることができるよう、裁判員法などに触れながら、現実に裁判員制度はこのように機能していくだろうという姿を紹介。諸外国における「陪審制度」、「参審制度」にも触れ、裁判員制度が抱える問題点と将来の課題についても述べている。
目次
第1章 みんなが裁判員(二〇〇八年夏に候補者名簿作り;高齢者らは辞退可能 ほか)
第2章 イメージ裁判員制度(「日本型参審制度」;基本的な仕組み(「合議体の構成」;「対象事件」) ほか)
第3章 裁判員制度の詳細(裁判員制度の基本構造;裁判員の選任 ほか)
第4章 裁判員制度の未来(変化の兆し;将来に向けて)
著者等紹介
土屋美明[ツチヤヨシアキ]
1947年、東京都生まれ。東京大学法学部卒。1972年、共同通信社入社。本社社会部で司法記者会、宮内庁、外務省などを担当。社会部次長などを経て1998年以降、論説委員と編集委員を兼務。2001年から2004年まで、政府の司法制度改革推進本部に設けられた裁判員制度・刑事検討会と公的弁護制度検討会の各委員を務めた。2003年から4年間、日本弁護士連合会「市民会議」委員。現在は法務省「司法制度改革実施推進本部」参与。日弁連法務研究財団理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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