内容説明
いじめ、落書き、暴力犯罪、騒音公害、麻薬、性の乱脈、礼儀知らずなどがなぜ日本でもあたりまえになってしまったのか…。西洋はなぜ滅びるのか?ユニークな「脳科学の知見にもとづく文明論」。
目次
第1章 人間は動物である
第2章 行動を制御するメカニズムの進化
第3章 西洋はどのようにして文明化されたのか
第4章 文明化現象の後退
第5章 アメリカで起こった退行と同一視
第6章 アフリカ系下位文化の浸透
第7章 ロック音楽への攻撃とその敗退
第8章 ゲットー文化の勝利と西洋文明の崩壊
著者等紹介
北原惇[キタハラジュン]
本名は北原順男(きたはらみちお)。1937年生まれ。横浜出身。武蔵高校卒。1961年モンタナ大学(米国モンタナ州ミゾーラ市)卒(社会学と人類学の二専攻)。1968年ウプサラ大学(スウェーデン)修士課程修了(社会学専攻)。1971年ウプサラ大学博士課程修了(社会心理学専攻)。同年哲学博士号を受ける。メリーランド大学、ミシガン大学、サンフランシスコ大学、ニューヨーク州立大学(バッファロ)などでの教職、研究職を経て1997年までノーデンフェルト・インスティテュート(スウェーデン・イエテボリ市)所長。マーキーズ・フーズフーその他海外約20のフーズフーに経歴収載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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