内容説明
新聞社の闇を追う新聞はなぜ右傾化したか?読者のいない新聞=「押し紙」が3割、1000万部!!異常な拡販戦争の実態―新聞購読申し込みで、商品券1万円とは!!無権利状態の新聞販売店主。日本新聞販売協会政治連盟を通じた、政治家との癒着―これで新聞の自由、言論の自由が守れるのか?新聞界のタブーを暴く。
目次
1章 新聞社の下部構造―新聞販売の現場から(新聞の押し売り;紙面より経営に介入 ほか)
2章 「押し紙」の実態(毎日新聞社の「押し紙」の例:産経新聞の「押し紙」 ほか)
3章 ABC部数の表と裏(折込チラシの水増し;ABC部数の調査方法 ほか)
4章 片務契約と拡販戦争(拡販競争;優秀な販売店も改廃 ほか)
5章 日販協の政界工作(日販協と自民党新聞販売懇話会;再販議論におけるタブー ほか)
著者等紹介
黒薮哲哉[クロヤブテツヤ]
1958年、兵庫県生まれ。フリージャーナリスト。1992年、「説教ゲーム」(改題:「バイクに乗ったコロンブス」)でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。1998年、「ある新聞奨学生の死」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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