内容説明
近代化の急速な進展のなかにあっても、強固な家族意識に深く組みこまれた現代韓国の人々の意識構造。韓国の人々にとって社会とは何か?韓国の人々は何を大切にしているか。
目次
1 社会意識の枠
2 伝統的社会意識の形成
3 韓国の近代化過程
4 近代化イデオロギー
5 近代化のなかの社会意識
6 日本大衆文化の意識
7 “恨”の構造―『西便制』によせて
著者等紹介
水野邦彦[ミズノクニヒコ]
1960年生まれ。1993年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。法政大学社会学部兼任講師、韓国・高麗大学民族文化研究所客員研究員、一橋大学非常勤講師などを経て現在、北海学園大学経済学部教授
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