内容説明
アメリカ情報公開最前線!運用の実態と実例。30年に及ぶアメリカの情報公開システムは、これを活用改善してきた市民の側の取り組みと、裁判所の強い独立性と権限によって支えられている。企業情報、外交・機密情報などの扱い、刑事弁護における活用、使いやすさの工夫、情報公開が突破口となったクリントン政権不正献金疑惑の解明など、最新の実情を分かりやすくまとめた興味深い調査報告。
目次
第1章 民主主義を支えるFOIA
第2章 FOIAには使いやすさの工夫がいっぱい
第3章 情報公開の現場では
第4章 秘密と闘う裁判所
第5章 裁判でも得られる情報
第6章 より早く、より安く、よりニーズに応じた公開へ
第7章 FOIA30年の歴史が教えるもの