よし、かかってこい!―大野勝彦手記

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763197504
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「まだ、死なれん!」
働き盛りの45歳。ある日、両手のない人生がはじまった・・・・・・。
●あの日の午後、悲劇は父と母の目の前で起きた。
●「命だけはたすけてください」と願った瞬間。
●事故の前に起きた不思議な出来事。
●6時間の大手術。しかし、両手はつながらなかった。
●真夜中、思わず口にした母へのひと言。
●絶望と痛みのなかで3日目に書いた家族への手紙。
●「どうにもならない」からはじめた生き方。
●どん底のわたしを救った絵の世界。
●「さわりたい」と会いたくなったら飛んで行く。
●思ったときには、すでに10メートル走り出している。
●世界中どこにもない美術館をつくろう。
●この体はかりもの、思いだけがわたしのもの
ほか。

内容説明

「まだ…おれは死なれん!」働きざかりの45歳、ある日突然、両手を失った―。なにごとにも「よし、かかってこい!」の気持ちでどんな困難ものりこえ、ほんとうのしあわせに気づき、ついには美術館づくりの夢までかなえた男のものがたり。「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)や「ハイビジョンふるさと発」(NHK‐BShi)でも紹介された、“両手を失った画家”大野勝彦はじめての手記。

目次

キンモクセイの木の下で
気づきの日々へ
生まれ変わるように
駆ける!生きる!駆ける!
思いが強ければ夢はかなう
見えるもの、見えないもの

著者等紹介

大野勝彦[オオノカツヒコ]
1944年、熊本県生まれ。高校を卒業後、家業の農業(ハウス園芸)を営む。89年の7月22日、トラクターを掃除中に右手を巻き込まれ、それを取ろうとした左手も巻かれて、両手とも切断。失意のどん底に突き落とされるが、入院3日目から筆を患部にくくりつけて詩を書きはじめる。2年後に初めての個展を開催。2006年4月までに3000回あまりの講演会も行う。その生きる姿勢と詩画に共鳴する人の輪が全国に広がっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

3
何かを境に人生が一変、見る目や考え方が変わり、今まで考えもしなかった気持ちになり、自分や自分を支えてくれる環境に気づく。家族と母親の件は号泣です。2013/05/23

いまあの

1
何回も涙ぐんだよ。強く優しく美しい心を持った人の貴重なお話。あぁ涙と鼻水が。自分の仕事の悩みやトラブルなど小さい事だなんとかなるって思えた。『「きょう」という日が残りの人生の中でいちばん若い日である。』この言葉がすごく心に響いた。ありがとう。2022/09/14

くにひろ

1
面白かった。非常にタイムリーな内容。 ここ最近、「自分には何がやれるだろうか」と悩んでいるが、結局はやりたいこと、やれることをどんどんするしかないのだ。両手は失っていないが、この本から大きなものに気づけた。 やっぱり好きな事をする時間しかないのである。「やってやろう」そう思った。手があるだけでもラッキーなのだ。 生きているのではなく生かされている。生まれてくる前に自分なりシナリオを書いているのかもしれない。 この著者の手記を読んで、色々な事に気付かされた。先入観なしに読んで、この感動。おすすめです!2013/02/14

くらっち

1
姉に勧められて読みました。人生は砥石のようなもの。いかに自分を磨くか。素直な心で受けとめることの大切さ。涙が止まりませんでした。頑張らないと。そして感動した勢いで、姉と阿蘇の大野勝彦美術館に行ってきました!!大野さん在館でお会いすることができました。澄んだ優しい目をした方でした。2012/04/26

ご〜ちゃん

1
「受け止めるがわの姿勢しだいで、見える、聞こえる、信じる、生きる、そのどれもが生き生きとした、真実のすがたで心にしみこんでくる…」ということ。心の持ち方を変えていこうと思った。2012/01/18

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