内容説明
会って1週間で婚約したイタリア人の恋人と挙式するため、ビクトリアは彼の故郷であるピエモンテの田舎町にやってきた。こんなに美しい町で家庭を築けるなんて、想像以上の幸せ…。ところが彼女を出迎えたのは、恋人の兄マウリツィオだった。家業を継いだ敏腕実業家で、誰も逆らえないと聞いている。彼は挨拶もそこそこに、弟とは結婚できないと彼女に告げた。幼なじみの女性を身ごもらせたため、責任をとらせるのだという。あまりの仕打ちに絶句するビクトリアに、彼はさらに言った。「僕はきみを侮辱した家族の長だ。償いとして僕が結婚しよう」
著者等紹介
ゴードン,ルーシー[ゴードン,ルーシー] [Gordon,Lucy]
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。イングランド中部に暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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me
1
23才ヒロインと37才ヒーロー。ヒロインは人を魅了する不思議な雰囲気があるらしくヒーロー最初からひと目惚れ。便宜結婚したつもりのヒロインだけど独占欲が強いヒーローは絶対手放す気はなく、ハネムーンに無理やりさらっていくあたりが良かった。ヒロインがちょっといなくなっただけで必死に探してヒロインを呼ぶヒーローが可愛い。これじゃあ女性も母性本能くすぐられ惚れてしまうわ。ただ訳が!語尾に「・・なのだ」を連発スマッシュなのでいいところで笑えてしまうのが残念。2019/06/04
アーコ
0
お風呂で読書。2015/02/26
アーコ
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再読。2018/02/25