内容説明
夜になってもくらくならず、月や星も見えなくなってきた町。そんな町で拾ったふしぎな石の秘密を探りに「ぼく」は「まっくらさん」を追いかけ、「まっくら森」に入っていく。そこで、「ぼく」が見たものは…。NHK「みんなのうた」で人気の谷山浩子作詞「まっくら森の歌」をもとにした絵本。
著者等紹介
本橋靖昭[モトハシヤスアキ]
1954年東京・青梅生まれ。出版、広告、放送などの絵を描いている
利光晋世[トシミツクニヨ]
東京育ち。放送局入局以来、40年、もっぱら子ども番組制作に従事。NHK「みんなのうた」担当のころ、「まっくら森の歌」のほか「キャベツUFO」「メトロポリタン美術館」「南の島のハメハメハ大王」などを送り出す
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
25
闇が覆う。消えていく世界・・・。日常の変化に、気づくことができなくなる。森は、人の心の描写かもしれない。”描写”の元は人それぞれ・・・。読後の会話で、想像の世界を拡げる愉しみ。絵は、CGのような立体感で幻想的な世界。まっくらさんが、石と”格闘”しているシーン。悩みを1つ1つ解いているような印象。2013/09/01
Penguin
23
読みたくて読みたくてやっとGet♪ 大好きな歌の通りの絵と雰囲気に満足。2012/03/25
Lwsika
20
読んでいる間懐かしい歌がずっと頭の中を流れていた。幻想的でありながらかわいらしい絵が美しい物語によく合っている。2015/11/20
かりあ
15
決して優しい読み心地の文章でも内容でもないのに、3歳の息子が気に入って気に入って、毎晩「くらいくらい読んで!」と持ってきます。挿絵もちょっと不気味なところがあるのに、読むとそのあとすやすや眠ります・・・wwwwなぜだろう?wwもともとNHKのみんなのうたで流れていたものを絵本化したもののようでいまでは絶版になってるところを私が気に入って手元に置いていたのですが、まさか息子がこんな幼い年齢で気に入るとは予想外でした。不気味で不思議で面白いです。2014/12/12
円舞曲
10
絵の世界観が素敵でした。2012/02/08