内容説明
本書は、「原価とは要するに何か?」を、できるだけ簡潔にまとめたものである。ポイントを押さえるため、難解な原価計算などは一部説明を省略しているが、その代わり、一読すれば基本的な「原価意識」は間違いなく身につくようになっている。
目次
1 まず「原価」の本質に迫ろう―そもそも「原価」って何?「コスト」って何?(なぜ「原価」を知ることが必要なのだろう?;作ったものの原価は、どうやったら正しく計算できる? ほか)
2 「原価」の中身を覗いてみよう―要するに「原価」の中身はどういうふうになっているのだろう(「原価の三要素」とは、いったい何のことだろう?;原価を性質によって分類するもう一つの方法とは? ほか)
3 業種別原価の秘密を解き明かそう―ひと口に原価といっても、業種によって考え方も構造も違う(サービス業にも原価はあるのか?はたしてその中身は;サービス業の原価の構成はどうなっている? ほか)
4 「原価計算」でコスト意識を身につける!「原価計算」の基本を押さえることで、コストや利益のことがわかる(複雑といわれる「原価計算」。その三つのポイントとは?;何のために行なうのか?原価計算の五つの目的とは ほか)
著者等紹介
成田一正[ナリタカズマサ]
昭和50年明治大学卒業。東京国税局(国税専門官第5期)。その後監査法人太田哲三事務所(現新日本監査法人)にて大手企業の監査に従事。関連会社にて事業承継のコンサルティングを担当した後、平成元年成田公認会計士事務所を設立。現在、日本税務会計学会常任委員。公認会計士・税理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。