内容説明
子どもは思いっきり甘えさせ、遊ばせながら育てるのがいい。
目次
第1章 人は愛によって人となる(祝福される誕生、拒否される誕生 人生は、ここからはじまっている;乳児期は抱き癖をつけるほうがよい これが自立の第一歩となる;子どもの人生を大きく左右するのはしっかり築かれた母と子の心の絆 ほか)
第2章 “理想の子ども”なんていない!(子どもを変えることはできない しかし、親が変わることはできる;子どもの感動をしっかり受け止めともに感動しあい、喜びあおう;「考える力」の出発点は感動すること 心の躍動がやる気を引き出す ほか)
第3章 いきいきとした知力を育てる(自発性が発達する幼児期にこそ最適な環境と刺激が重要になる;自分で考える体験の積み重ねから柔軟な発想が生まれ、知能が発達する;熱中体験の繰り返しが集中力を高めがまん強さが身につく ほか)
著者等紹介
白浜洋征[シラハマヒロユキ]
ギルフォードSI教育協会常任理事。1941年、鹿児島県生まれ。64年、早稲田大学第一文学部卒業。教育図書の編集者を経て、ギルフォード博士の知能構造理論(SI理論)にもとづく「SIあそび」の指導講師として、全国約三百七十の幼稚園、保育園で指導にあたっている。多くの幼児教育現場での実践をふまえた講演や教育相談は、毎回好評を博している
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感想・レビュー
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WITHWIND
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息子の幼稚園でも実践されている「SIあそび」。授業参観の時にやってる姿をみてると「こりゃちょっと難しいんじゃないか?」って思うこともあったが、本書のような実践体験や理論を知っていると「目から鱗」だった。 世の中は「制約」「否定」「強制」に満ちあふれている。子供たちも無条件でその中に組み込まれる。それがいかに「自信を失う」ことになっているか。しかも自信を失わしておいて、自信を持たそうをするんだから、”やりたい放題”もいいところ。 子育ても工夫が必要だと思い知らされる良書のひとつ。2015/03/02