内容説明
素直で正直、器が大きなアホであれ。バイオテクノロジーの世界的権威がたどり着いた究極の知恵。
目次
プロローグ アホが世界を変える
第1章 鈍いけれど深い生き方
第2章 陽気であきらめない心
第3章 愚か者こそ幸せ者
第4章 くさらない、おごらない、屈しない
第5章 アホは神の望み
著者等紹介
村上和雄[ムラカミカズオ]
1936年生まれ。筑波大学名誉教授。63年、京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年、米国オレゴン医科大学研究員。76年、米国バンダビルト大学医学部助教授。78年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。83年、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子の解読に成功、世界的な業績として注目を集める。96年、日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
19
生かされている、何かに。サムシング・グレートに。そう思って感謝して謙虚に生きていきたい。2014/08/25
Midori Nozawa
7
著者は遺伝子の研究特に高血圧の黒幕酵素レニンの遺伝子を解明した科学者です。 聖書を読むと、神様は子どもや愚かな人間などを愛され、いつまでも守ってくださる存在であることが分かります。反って利口そうな人、律法学者や祭司長に対する厳しい態度が描かれています。 村上さんも同意見で、利口でそつがなく、一直線で出世に向かうようなタイプより回り道でもゆっくりと歩むタイプが残るのではないかと書かれています。 この本を読んですぐに頭に浮かんだのは義母でした。いつも明るく前向きでくよくよせず、旅や食事を楽しんでいました。 2008/11/19
ゆかぽん4649
5
自分にピンとくるキーワードばかり。笑い、人間の力を超えたサムシンググレートの存在、祈りの力、利他の生き方、科学と祈りの共鳴。村上先生スゴイ!2013/05/19
tominaga misaho
5
人間を超えたサムシング・グレート。世界の科学の最先端をいく村上先生の言葉だからこそ、まっすぐに心にはいってきます。 謙虚に素直に陽気に生きるということ。誰もが無限の可能性をもっているということ。ありふれた言葉ですが、とても力強く、素直に受けとめられ、「自分」を愛しく思いました。この本をもとにつくられた映画「SWITCH」も良かったです。2012/05/13
たわし
4
サムシング・グレートという単語だけは聞いたことあったけど、こんな感じか。2014/06/23