内容説明
人材には、育つ人材と育たない人材がある。スキルアップし、本当の意味での「できる人」になるための本。
目次
第1章 「できる人」「できない人」にまつわるカン違い(世界でいちばん人件費の高い会社にしたい!;八割の社長が、間違った社員教育をしている ほか)
第2章 これが「できる人」の本当の基準(一〇〇〇人の社長と二万人の学生に接して見えてきたもの;勉強頭とは違う、仕事のできる「素頭のよさ」 ほか)
第3章 この秘策で「できる人」をひきつけろ(募集は「志向」で、選考は「資質」で!;会社のイメージとは第一印象の積み重ねである ほか)
第4章 「できる人」が仕事を変える!会社を変える!(「安定志向」人間が国を衰退させる;いい人材が出ていく会社は沈む ほか)
著者等紹介
安田佳生[ヤスダヨシオ]
株式会社ワイキューブ代表。1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後、リクルートでの営業職を経て、90年株式会社ワイキューブ設立。主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開している。独自の手法による戦略立案と、それに基づいたツール製作、コンサルティングサービスの提供により、多くのクライアント企業の業績アップを実現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろちゃん
49
人材は育たないか。会社自身の見直しも必要なんだね。2015/11/14
モッタ
7
★★★☆☆ 人事の目線から、企業がいかにして人を採用するべきか、した方がいいかを述べた本。ワイキューブの会社に興味をもった。2011/11/01
bayashi
4
これから就職するような人に読ませた方が良いと思う。2014/06/01
Kyu_zae_mon
4
採用活動のアドバイスは、中小企業の経営者向けかと思います。大手企業は書かれている内容を当たり前のようにやっている印象です。就活を体験したばかりなので、ああ、あれってこういう意図だったのかと腑に落ちることが多く、読んでて楽しくなりました。2012/11/22
短眠屋さん
4
企業が必要とする人という目線よりかは自分自身が価値のある人間であれという考えで書かれています。著者の経営コンサルタントという職業上、どちらかというと企業側の人間、特に経営者・人事部の採用担当者への具体的なアドバイスも多く書かれていました。その部分を裏側から見てなにが重要視されているかを就活生である私達は考えなくてはなりません。独立するにしても、名前も知らないベンチャー企業より大企業、金融業界出身であるというだけで信用される日本の考え方では中小企業に目を向ける学生は少ないのではと考えます。2012/06/22