内容説明
今日、企業にとって、いかにして人材を有効に活用できるかは重要な課題となっている。さらに、企業環境は人々の働く意識を変え、働き方をも変えている。このような環境の変化は、世界的な潮流としてとらえることができる。そのような変化を着実に実現できるような新たな人材像を掲げ、具体的な行動基準を示したものが人事考課のシステムなのである。本書では、このような企業のあり方、システムを、制度・手続きとして表現したものが「人事考課制度」と考え、わかりやすく理解していただこうと、あえてマンガとしてまとめたものである。
目次
第1章 人事考課制度のチェックポイント(なぜ、人事考課システムは必要なのか;能力とは何か ほか)
第2章 人事考課の方法と進め方のチェックポイント(人事考課の設計で大事なのは何か;一次考課者とその様式活用ポイントは何か ほか)
第3章 人事考課の評定誤差と調整のチェックポイント(人を評価する場合の悪い癖とは何か;無意識に陥りやすい評定誤差とは何か ほか)
第4章 人事考課の公平評価と活用のチェックポイント(考課結果の目的別ウエイトづけとは何か;調整、決定とそのフィード・バックとフォローはどうするか ほか)
第5章 考課結果を人材育成に活用するチェックポイント(考課者訓練はなぜ必要か;人事トータルシステムのための職務調査・分析とは何か ほか)