内容説明
「そろそろ君の人生を回想しに行こう。でも今回は逆向きでね」。ついうっかり死んでしまったクロード・ルパージュは、三人の天使に見守られ、自分の人生を“逆戻り”に見ていくことになった。勤めていたスーパーマーケットでの理不尽な出来事、愛する妻から突然の離婚宣言、さらには過去生の農村の女性だった自分まで…。何でこんな人生なのか?何のために生まれ変わるのか?疑問を持ったクロードの前に現れた神様とは!?笑いと感動のストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
26
「そろそろ君の人生を回想しに行こう。でも今回は逆向きでね」。ついうっかり死んでしまったクロードは、三人の天使に見守られて 自分の人生を『逆戻り』に見ていくことになった。正直ちょっと自分が想像していた内容とは掛け離れていて、人生を逆から見ることで、自分の存在意義を見出だすような話だったが、どうも自分には合わなかったかな。また思いの外、読了するのに時間が掛かった。⭐★★★★2024/07/13
boonboon
2
護られてます、みんな。 持ってます、みんな。2017/04/22
ムーシャ
2
死んでしまったことで、生きているときには不幸だと思っていたことが、実は心からの愛情だということが分かってよかった。最後に救いのある物語。奥さんちょっと言葉足らずだけど、本当に色々考えてくれてたんだなぁ。2017/01/24
Erika Yamashita
1
スピリチュアル系の小説 なんとなく森絵都の『カラフル』のようなものかな、と思って読んでいたけれど、全然違った。 私は天使と神様が語る壮大な魂の仕組みに関心はなく、現状を生きるヒントを探す意味では、ハッとする言葉遣いがあった。 しかしわかりやすさを求めたのか、設定や主人公の悩みなどは定型化されたもので、物語としての厚みはなかったように感じる。 上辺だけのたとえ話をずっと聞かされているような。 人生はもっと複雑でもっと悩ましく、だからこそ尊い。 そういう経験にはならなかったな、今回の読書は。2017/09/10
ヤマモト
1
人生を逆戻ることで人が生きる意味を説く一冊。主人公が生前気づかなかったこと・忘れてしまった大事な気持ちに気づくところは良い話でした。しかし、最後の神様のくだりは伝わりにくかったです。2015/06/28