出版社内容情報
1%の大事なことだけ覚えて、
99%は忘れちゃってOK
テストに挑むための「記憶」。
仕事をうまくいかせるための「記憶」。
日々を前向きに生きるための「記憶」。
過去を懐かしむための「記憶」。
人生には「記憶」を必要とするときが
しばしばやってきますが、
本当に覚えておくべきことは
ほんのひとにぎりの「大事なこと」だけです。
本書は、
「これだけはしっかり覚えておきたい」
ということだけを
確実に記憶できる方法を
ご紹介しています。
●記憶を定着させるのは「経験」
学生時代の授業中、
ノートをとった人はよく覚え、
それを借りた人は覚えが悪い。
勉強したのは同じノートなのに、
なぜこんな差がつくのだろう……。
そんなことを感じたことはないでしょうか?
この差を生むのは、書くという
「経験」をしているかどうかです。
お気に入りのノートを開き、
少しざらついた質感の紙に、
自分のペンで、自分独自の文字で、
ゆっくりと、書いていく。
このプロセスを通して、
それらの映像が脳に焼き付き、
記憶として定着していきます。
このように「経験」は記憶を強化します。
一方、借りたノートを見るだけの人は、
ノートを書くという「経験」をしていないため、
記憶の定着率が極端に落ちてしまいます。
この本には、
そんな「経験」をうまく活用した
10の記憶テクニックが書かれています。
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1、まず「全体像」から把握する
2、復習は1時間以内にする
3、「おさらい→新規」を繰り返す
4、マーカーではなく、色鉛筆を使う
5、スローモーションのようにゆっくり書く
6、B6カードに論点を書き出す
7、カンニングペーパーをつくる
8、耳から覚える
9、音読で「目」と「耳」のダブル効果を狙う
10、自分で自分に講義する
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この本でご紹介するのは、
・大事な勉強
・大事なアイデア
・大事な人
・大事な思い出
これらの大事なことだけを
覚えておく画期的な技術。
勉強や、仕事や、暮らしに使える
実践的な“戦略書”でもありますので
ぜひ読んでみてください。
内容説明
授業中、ノートをとった人はよく覚え、それを借りた人は覚えが悪い。同じノートなのに、なぜこんな差が?答えは、書く「経験」が記憶を強くするから。この本では、そんな「経験」をうまく活用した記憶術を解き明かします。
目次
第1章 大事なことだけ覚える技術(同じものを“何度も”見聞きする;「足し算」ではなく「かけ算」で記憶量を増やす ほか)
第2章 頭に焼きつける10のテクニック(まず「全体像」から把握する;復習は1時間以内にする ほか)
第3章 記憶力がアップする7つの習慣(脳内日記をつける;行きと帰りは別のルートを歩く ほか)
第4章 いい丸暗記、悪い丸暗記(好きなことなら、覚えられる;記憶力が悪いほうが、うまくいく ほか)
第5章 人生をラクにする「忘れる力」(記憶から「後悔」を得るか、「学び」を得るか;記憶に意味を与えるのは自分 ほか)
著者等紹介
伊藤真[イトウマコト]
1958年、東京生まれ。伊藤塾塾長。81年、東京大学在学中に司法試験合格。その後、受験指導を始めたところ、たちまち人気講師となり、95年、「伊藤真の司法試験塾(現、伊藤塾)」を開設する。「伊藤メソッド」と呼ばれる革新的な勉強法を導入し、司法試験短期合格者の輩出数全国トップクラスの実績を不動のものとする。「合格後を考える」という独自の指導理念が評判を呼び、「カリスマ塾長」としてその名を知られている。現在、弁護士として、「1人1票」の実現のために奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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