魚が存在しない理由―世界一空恐ろしい生物分類の話

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魚が存在しない理由―世界一空恐ろしい生物分類の話

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763141781
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0045

出版社内容情報

アメリカ、韓国はじめ、世界中で
ベストセラーの超異色・生物書

人は、何かに名前をつけると
本当の姿を見ようとしなくなる。

19世紀末、生涯をかけ魚類を収集・分類した科学者デイヴィッド・スター・ジョーダン。その膨大なコレクションは、落雷、火災、さらに巨大地震によって幾度となく破壊された。だが彼は、世界に秩序をもたらそうと、まるで運命に抗うかのように分類作業を続ける。
NPR(米国公営放送)の気鋭ジャーナリスト、ルル・ミラーが追跡した衝撃の実話。ジョーダンの生涯を掘り起こす作業を通じ、自然、歴史、倫理、そして愛についての著者の理解は大きく揺るがされていく。
科学への深い執着、殺人の影、分類することへの限りない欲望。
全てが混ざり合う、目が離せない知的冒険の記録。

★全米主要メディア、絶賛!
「心が揺さぶられる」The Wall Street Journal
「見事な一冊」Los Angeles Times
「打ちのめされる」NY Times Book Review
「自然をめぐる驚きのストーリー。世界がそれまでと違う姿で見えてくる」Book Riot(書評サイト)

★識者、大絶賛!
「奥深く、機知に富み、おぞましい闇と強い高揚感の両方を味わわせる。この本を、そしてこの本を書いた一筋縄ではいかない精神の持ち主を称賛したい。ルル・ミラーは、決して大げさではなく、生命の秘密を明らかにしたと言えるかもしれない」
―ジョン・モアレム 『This Is Chance!』著者
「ジェットコースターに乗ったように、魚の(そして私たちの)位置づけがひっくり返る」
―Slate(オンラインマガジン)
「1ページ目から圧倒的。独白であり、人物評伝であり、国の歴史を語る本でもあり、そこからさらに壮大なストーリーが少しずつ解きほぐされていく。最後の数ページにたどり着いた頃には泣かされていた」
―ジョナサン・ゴールドスタイン podcast「Heavyweight」creator

★年間BEST BOOK選出!
The Washington Post, NPR, Chicago Tribune, Smithonian Magazine, Audible, etc.

内容説明

19世紀末、生涯をかけて魚類を収集・分類した科学者デイヴィッド・スター・ジョーダン。その膨大なコレクションは、落雷、火災、さらに巨大地震によって幾度となく破壊された。だが彼は、世界に秩序をもたらそうと、まるで運命に抗うかのように分類作業を続けた。NPR(米国公営放送)の気鋭ジャーナリスト、ルル・ミラーが追跡した衝撃の実話。ジョーダンの生涯を掘り起こす作業を通じて、自然、歴史、倫理、そして愛についての著者の理解は大きく揺るがされていく。科学への深い執着、殺人の影、分類することへの限りない欲望。全てが混ざり合う、目が離せない知的冒険の記録。

目次

第1章 頭上に星を戴く少年
第2章 島の預言者
第3章 神なき幕間劇
第4章 尾を追いかけて
第5章 標本瓶の中の始祖
第6章 崩壊
第7章 不壊なるもの
第8章 妄想
第9章 この世で一番苦いもの
第10章 正真正銘の化け物屋敷
第11章 はしご
第12章 タンポポたち
第13章 デウス・エクス・マキナ―機械仕掛けの神

著者等紹介

ミラー,ルル[ミラー,ルル] [Miller,Lulu]
サイエンスジャーナリスト。ラジオ番組Radiolabの進行役の1人として人気を博している。ポッドキャストInvisibiliaの立ち上げにも携わった。放送界のピューリッツァー賞と呼ばれるピーボディ賞を受賞

上原裕美子[ウエハラユミコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

262
名門大学と知られるスタンフォード大学の初代学長にして、魚類学動物学者、分類学者であるデイヴィッド・スター・ジョーダンの伝記。だけど、著者ルル・ミラーの身の上話も挿入されていて珍しい形態。不思議な読み心地。認識が誤っている可能性を除外し切れませんが、単なる伝記ではなくてジョーダンの人生と重ね合わせたり、対比しながらのルルの思索の旅なのかと。タイトルの意味に触れるには深過ぎる様に思え、ここでは持て余します。ただ生物を学ぼうとして読むと迷宮入りして仕舞うかも。装丁が素晴らしい。情趣ある章区切りの挿絵も良い。2025/04/20

キンケード&グリーンウェル

12
不思議な本。色々な角度から書かれているとも言えるし、そう読めるとも言える。生物学ではなく、哲学的なのか。ページ数があり重い内容もあるから時間がかかるかなと思ったら、読み出すとすぐ終わる。とても美しい装丁、そして見た目とは必ずしもマッチしない内容。2025/05/17

りろ.

11
図書館本:わぉ、ビックリ。だって面白かったの。新着棚にあってなんとなく借りてしまった本。ディヴィッド・スター・ジョーダンという生物分類学者の話?難しそうだなぁなんて思いながらも読み進めていくと、彼を知ろうとする著者の人生までも入り組んで最後には笑顔で読み終えた。最後は笑顔になれたけど、ディヴィッドがしてきたスゴイことととんでもなく酷いこと。優生学なんていうもの、人間っていうのはなんて身勝手な!と思わずにはいられなかった。魚類はないっていうのは、私にはこの本だけではいまいち分からなかった。2025/05/01

Re哲学入門者

11
ゆる生態学ラジオ関連本。 魚類という分類法。これが、完全に正しいとは言い切れない事は知っていた。けれども、改めて知ると驚きが大きい。分類学の信頼感と万能感が揺らぐ一冊。2025/04/02

厚焼き玉子

11
装丁に惹かれて。科学的な内容の本かと思ったけど、生物分類についての内容は最後の方に軽く触れる程度。主はデイヴィッド・スター・ジョーダンの生涯を中心に展開される哲学的と言うか自己啓発的な本かな。期待と違う内容ではあったもののかなり読みやすくて歴史の勉強にもなったし、表紙や挿絵など視覚的にも楽しめた。生物分類へ興味を持つ入口としても良い本に出会えたと思う。魚類って存在しないんだ〜。「自然を名づける」も読んでみたい。2025/03/10

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