出版社内容情報
わたしたちは日ごろ「結果を出す、競争して勝つ、成功する」など、つねに「行為(doing)」を重視する価値観に縛られています。しかし多くの人は、そういった生活に違和感や限界があることを肌で感じているのではないでしょうか。そんな状況下でほんとうの幸せを求めれば、とたんに自信を失って苦境に陥ってしまうのは当然なのです。
本書では、自分の「存在(being)」そのものを見つめ尊重する人間本来の価値観を意識して、よりよく生きるための糸口を提示しています。祖先たちと現在の私たちの生き方や文化の溝に視点を向けながら、その素晴らしさを伝えます。さらには、目に見えないものへの関心が高まっているなか、魂レベルで見たほんとうの「幸せ」について解き明かしていきます。
毎日の仕事や生活に悩んだり、将来が不安で今に集中できなかったりする人、必見です。どんなにヘコむことがあったって、あなたの魂が傷つくことはないのです。自信をもって元気に強気に生きていきましょう!
内容説明
長年にわたる救急医療と命の現場から見えてきた人間の真実!そもそも人は変われない。あなたがほんとうにやりたいことはなんですか?自分の正体に気づく「魂の言葉」の処方箋。
目次
第1章 あなたもわたしも、かけがえのない存在(息ができるだけで奇跡の連続なのです;朝あなたが目覚めるのは「当たり前」ですか? ほか)
第2章 ご先祖様の生き方から何を学ぶか?(ひいおじいちゃんは江戸っ子だった!?;江戸時代に犯罪が極端に少なかった理由 ほか)
第3章 本来の自分に戻る15のヒント(ご先祖様から学ぶ、「幸せの道」への三つの柱;不満があるときこそ“ありがとう” ほか)
第4章 魂は「不自由な世界」を味わうためにやってきた(生死のバランスが崩れてしまうと?;ご先祖様の魂と一緒に過ごす行事 ほか)
第5章 今までもこれからも、あなたのままでいい(「中今」で本来の自分に戻りましょう;自分にあるものだけで、すでにじゅうぶんなんです ほか)
著者等紹介
矢作直樹[ヤハギナオキ]
東京大学名誉教授。医師。1981年、金沢大学医学部卒業。1982年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、2016年3月に任期満了退官。株式会社矢作直樹事務所を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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