食欲人

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食欲人

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  • サイズ B40判/ページ数 416p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784763140579
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

科学誌『New Scientist』ベストブック受賞!
「人類にとって重要な書」と
世界中のアカデミアから絶賛、続々!

「面白くて一気読みした」
D・シンクレア(ハーバード大・医学大学院教授)

なぜ人間だけが食べすぎるのか――
シドニー大学の世界的栄養学者2名が
「人類の食欲の謎」に迫る。
旅は、「バッタ」から始まる――。
門外不出の研究写真つきで贈る
知的興奮の冒険!

本能のしくみを明らかにした本書を読めば
「食べすぎ前」に満足し、
体重を増やさずすむ。

内容説明

人類が正しい食欲を取り戻すには?「バッタ」からその答えを探す旅を始めよう―。生物の摂食の仕組みを解き明かす圧巻ノンフィクション!New Scientist Best Book受賞!

目次

序章 科学者が「食欲」について調べた全記録
1章 バッタ―タンパク質のためなら「共食い」もいとわない
2章 栄養―動物は計算なしで「ベスト・バランス」を食べる
3章 栄養幾何学―「グラフ」にしたらとんでもないことがわかった
4章 食欲―あなたを動かす「欲望」の正体
5章 本能―生物としてもつ完璧な適食本能
6章 ヒト―人間もバッタも「タンパク質」ファースト
7章 タンパク質―「スリム」か「寿命」か
8章 人間に近い種―長寿の仕組みは「イースト細胞」も「ヒト」も同じ
9章 食環境―科学者が命を賭して観た現実世界
10章 食環境2―それはもう、「あるべき世界」とあまりに異なる
11章 現代―「人間」にとって破滅的な食環境
12章 金銭欲―人間に特有の欲
13章 肥満―「胎児」のときに運命が決まっているかも
14章 教訓―「正しい知識」で食べる

著者等紹介

ローベンハイマー,デイヴィッド[ローベンハイマー,デイヴィッド] [Raubenheimer,David]
シドニー大学生命環境科学部栄養生態学教授およびチャールズ・パーキンス・センター栄養研究リーダー。オックスフォード大学で研究員および専任講師を10年間務めた。世界中の大学や会議で講演を行っている

シンプソン,スティーヴン・J.[シンプソン,スティーヴンJ.] [Simpson,Stephen J.]
シドニー大学生命環境科学部教授およびチャールズ・パーキンス・センター学術リーダー。主な受賞歴に王立昆虫学会ウィグルスワースメダル、オーストラリア博物館ユーカリ賞、ロンドン王立協会賞、オーストラリア勲章第二位など。イギリスやオーストラリアのメディアやテレビにたびたび取り上げられている

櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒、大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ

57
正月にちょいと覗いたYouTubeで紹介されていた食に関する啓蒙テキスト。筆者デイヴィッドはオーストラリアの環境学の専門家。35年に渡る食の探求を通じて見えて来た軌跡が克明すぎる。装丁はアフリカ的な茜色…そこにEAT LIKE THE ANIMALS。バッタ、イナゴ、ショウジョウバエの生態と脳のマッピングから引き出されたタンパク質欲。初めて耳にしたタンパク質レバレッジなるものとは何ぞや。生物は長寿と繁栄、いずれを求めて食するのか。健康ニーズの変化や肥満とホルモン関係の実証がかなり面白い。簡単に読める一冊2024/01/15

Akki

46
最近読んだ実用書の中で一番好き。内容の半分以上が、さまざまな生物と食事についての観察実験を解説したもので、これが最高に興味深くて面白い。私はぽっちゃり〜肥満体型の時代が長かったのだが、22歳の頃をピークに、そこから20kg減量して今に至る。だから、自身の食事内容の変化と照らし合わせて読むことが出来た。また、周囲の人々の食嗜好を思い出しながら読むことで、納得感がより強まった。選んでいるようで選ばされている。私たちは、どうしようもなく、間違いなく、一介の生物に過ぎない。2023/08/13

Sato

43
なぜ人間だけが食べ過ぎるのか 意思に頼らず食べ過ぎがなくなる!のキャッチコピーに惹かれて読んだ(笑)オーストラリアの環境学の専門家が35年に渡る研究で導き出した「食欲」の正体について書かれている。食欲は必要なタンパク質量を満たすことでおさまる。タンパク質は旨味や塩味で判断されるためタンパク質量が不足している時にはスナック菓子が食べたくなるそうだ。タンパク質量の少ない食事では必要なタンパク質を摂取するために食べ過てしまい肥満の原因になる。しかしタンパク質を摂取し過ぎると子孫を残す可能性は高まるが短命になる。2024/01/17

ta_chanko

33
食事に占めるタンパク質の割合が低いと、人間も動物もバッタも、タンパク質欲を満たすまで食べ続けてしまう。炭水化物も大切だが、その割合が高くなりがちな現代人の食生活では、肥満が増えてしまう。さらに、タンパク質がほとんど含まれないスナックなどのお菓子や、油で揚げたジャンクフードを食べる機会が多い人(貧困層など)では、状況はざらに悪くなる。結局、食物繊維を多く摂り、腸内環境を整え、バランス良い食生活を心がけることが大切。タンパク質は多めに。2023/11/01

紅咲文庫

29
共食いするバッタの衝撃にマウスの実験、密林のヒヒやオランウータン、ゴリラの観察を通して、さまざまな生物が精度の高い比率で必要な栄養素を食べていることが明らかにされている。実験や観察は仮説に基づいて綿密に行われ、その根気(マウスの実験は5年間...!)と誠実さにただ頭が下がる。得られた結果は仮説を強固に裏付け、生き物はタンパク質の比率によって繁殖と停滞を切り替えられること、タンパク質、脂質、炭水化物の比率に応じて生存期間も変化することが示された。人も同様。まずは野菜を増やさねばと今夜は蒸し野菜にワカメ。2023/08/20

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