出版社内容情報
もう少しではじまります。
町中の子どもたちが準備しています。
これからいくところはいったいどんなところだろう?
先生はやさしいかな?
お遊びの時間もあるかな?
お昼寝の時間もあるのかな?
期待と興奮が満ちるなか、
子どもたちは向かいます。
そして、そこがとっても楽しいことを
知るのです!
内容説明
もうすこしではじまります。まちじゅうのこどもたちがじゅんびしています。いったいどんなところだろう?せんせいはやさしいかな?おあそびのじかんもあるかな?幼稚園・保育園に行く前に読む本。
著者等紹介
ウィング,ナターシャ[ウィング,ナターシャ] [Wing,Natasha]
コネチカット州、ミルフォード生まれ。1980年にアリゾナ州立大学を卒業し、カリフォルニア州へ。何年か広告業界で働く。子どもの本を書こうと決めたのは、1991年。それから6カ月で、第一作『Hippity Hop,Frog on Top』を出版。以来、子どもの本や関連する記事を書いている。現在は、コロラド州フォートコリンズで暮らす
ダレル,ジュリー[ダレル,ジュリー] [Durrell,Julie]
子どもの本の作者・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
幼稚園、保育園の入園準備にいい一冊。期待と不安が入り混じる入園前。その前日からのお話です。入園の準備に余念のない子どもたちですが、実は大人も心配に囚われているもの。上の子の時はわたしも心配でした。その頃はまだきょうだいもなくひとりっ子状態だったので。案の定登園第一日目は大泣きでした。間もなくけろっとして楽しんで登園するようになりましたが。保護者たちの心配まで掬い上げているきめ細やかな配慮が嬉しい。2023/02/26
timeturner
3
初めて幼稚園(保育園)に行く子どもたちのドキドキの前夜と、親にとってはハラハラの当日。こんなふうに子どもたちが慣れるまで親がそばについていられたら馴染みやすいだろうなあと思った。わたしが子どもの頃はいきなり連れていかれて、さっさと置いていかれるのが普通だった。泣き通しに泣いて帰される子もけっこういた。2023/11/22
Mipo
2
あしたからいよいよ保育園。そわそわどきどきして、まるで火星に行くみたい。一方、大人たちはしんばいでたまらないようで——。保育園が舞台だから、楽しんでもらおうと近所の5歳の子に読み聞かせたら、もう少しで卒園する自分と重ね合わせてかなしくなってしまったみたい。ぴたりとくっついてきて、気持ちに折り合いをつけようとしていた。いじらしい。じぶんのことだと思ってじーんとしたんだと思う。そうやっていろんな感情を経験していくんだろうな。この絵本を選んでよかった。2023/10/21
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