出版社内容情報
(編集中)
内容説明
心理カウンセラーに聞いた意外と知らない心の疲労の癒やし方。
目次
序章 なんで私はメンタルが弱くなるんでしょうか?
第1章 実はそれ、ただの疲労です!その疲労がやっかいなんです。―今のメンタルの状態を理解する
第2章 プチうつ状態から抜け出す方法を教えてください!
第3章 知らず知らずのうちにためた心の借金を返しましょう。
第4章 ひとり心の会議のススメ―他人から攻撃されてメンタルをよい状態に保つ方法ありますか?
著者等紹介
下園壮太[シモゾノソウタ]
心理カウンセラー。NPO法人メンタルレスキュー協会理事長。元・陸上自衛隊衛生学校心理教官。1959年、鹿児島県生まれ。82年、防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理幹部として、自衛隊員のメンタルヘルス教育、リーダーシップ育成、カウンセリングを手がける。大事故や自殺問題への支援も数多く、現場で得た経験をもとに独自のカウンセリング理論を展開。2015年に退官し、その後は講演や研修を通して、独自のカウンセリング技術の普及に努める。コロナ禍でNHKやJ-WAVE、NewsPicksなど、テレビ、ネットでの活躍が急増(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
57
少し前に読んだ自衛隊メンタル教官下園さんのさらにわかりやすい本。ライターさんの赤裸々な実体験のおかげで自分の身と置き換えて考えやすいし、会話形式で自分にもある程度当てはまるよくある事例を出してくれるので、とっつきやすい。うつの特効薬は心身を休めること。まずはただ、よい睡眠をとるだけでOK。どんな気持ちも肯定すること。呼吸法、癒し系のストレス解消法、心の会議、7つの視点を駆使して生産性のない日々を罪悪感を持たずに過ごす。森田療法は目からうろこ。蓄積疲労を抱えた今の自分には色々と参考になることが多かった。2022/07/26
kou
48
対話形式で書かれており、分かり易く、内容も非常に興味深かった。睡眠が、いかに大切かが良く分かった。自身もプチうつゾーンにいる気がするので、心が折れる前に、十分な睡眠と生産性の無い休みを心掛けたい。2021/11/30
ユズル
36
自分は『子供の心』だった。⬅️読めばわかります。つくづく納得な本だった。ただ納得なだけに、(2ヶ月みっちり休んでも私はぶり返す)と思いました。根本的なことは解決できないからね。自分会議は必要です、ほんと。私の選択は間違ってないし、貴方の選択も間違ってないんですよ。2022/11/15
スリカータ
25
以前読んだ下園さんの本が良かったので、こちらも読んでみた。非正規雇用の女性が相談者で対談相手。メンタルを強くしたいという相談者の状態を「プチうつ」と診断。そこから脱却する方法を分かりやすく説く。女性が一筋縄ではなく、行きつ戻りつしながら徐々に好転して行くところが、読み手の共感を持って読み進められて良かった。とにかく眠る事。8時間眠る。生産的なことをしない休息が肝要。あなたの休息方法があなたを疲れさせているかもしれない。無自覚の蓄積疲労でポキンと折れる怖さ…。2021/10/31
ズー
20
楽しいことであったとしても疲労はあり、その影響力すら放っておくと危ないということ。いろんな感情を抱えて生きているけれど、基本は体で、体の疲労から精神にも支障をきたしたりする。いい時も悪い時も自分の心と体を観察し、無理をしない。明らかに嫌なことがあったら、どんな意見も聞き逃さず脳内会議!囚われすぎないことがキーポイントなのかな。2022/03/01