出版社内容情報
超・長寿時代、公衆衛生医師がまとめ上げた
「健康余命」を長くする方法、集大成。
★「メタボは健康余命に影響しない」新たな知見を導いた
東京都健康長寿医療センター研究所・研究部長、初著書!
★編集に2年以上を費やし、
膨大な論文資料・調査報告・研究を徹底精査!
★平均寿命がどんどん伸びるこれから、
「健康余命」と「フレイル」が健康のキーワードに。
★フレイルとは、要介護に近づき健康余命を縮める「体の弱化」。
「3つの対策」でフレイルの予防・改善を!
今、世界の老年医学で注目される「フレイル」。
なぜ、歳をとると誰もが避けられない「心身の弱化」に、注目が集まっているのか――
それは、寿命が伸びるこれからの時代、フレイルになることは「不健康な状態で長く生きる」ことを意味するから。
そして、フレイルになる条件、フレイルを予防・改善して健康余命を長くする方法が見つかったから。
加えて、これから日本に訪れる少子高齢化と人口減少。
「人の数が減ると個人の健康にも悪影響が出る」と著者は明かす。
社会構造の変化を踏まえて、健康常識を今こそアップデートすべきとき!
世界的老年医学研究機関で研究をリードする公衆衛生医師が
膨大なエビデンスに当たり、総力を挙げてまとめた
これからの日本社会を生きるうえで必須の健康知識!
フレイルとは、「心身の機能が低下する」という、まさに老化現象。しかし、今まで主観的にしか捉えられなかったこの「老化」という状態が、世界の研究界で今、注目されています。
それは、フレイルになる条件が見つかったから。そして、フレイルになることは、超・長寿時代においては「不健康な状態で長生きしなくてはならない」ことを意味するから。さらにここが一番のポイントで、フレイルになっても手を打つことで健康な状態に戻れるとわかったから。
実際に著者が調査したところ、ある条件を満たした人たちではフレイルから健常に戻る「可逆性」が認められました。
著者は、そんなフレイルに陥る条件として「筋力・栄養・社会参加」の3つを特定。これから来る人生100年時代を健康に過ごす指針がまとめられた、全世代知っておきたい「本当に正しい知識」です。
内容説明
世界的老年医学研究所で老化と長寿の真実を追いつづける公衆衛生医師がまとめ上げた、健康余命を長くする正しい知識。人間の平均寿命が延びるとき、健康余命を左右するのは筋力、栄養、社会参加だった。「不健康な長寿」にならないために、今、本当に知ってほしいこと。
目次
0章 人生100年時代の真実―健康常識が変わる身体変化・社会構造の変化
1章 加齢の真実―経年で人間はこう変わる
2章 これが、「危険な虚弱状態」をつくる―特定された原因と、ひとすじの光明
3章 100年時代の健康戦略1 「体」を変える―虚弱にならないうえで「筋力」が大事
4章 100年時代の健康戦略2 「食事」を変える―食卓に並ぶ「品数」がとんでもなく重要だった
5章 100年時代の健康戦略3 「生活」を変える―「外出」「人付き合い」の有無が体をよくも悪くもする
6章 100年時代の生き方―余生、避けられない病とどう生きるか
著者等紹介
北村明彦[キタムラアキヒコ]
東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究部長。医学博士。日本公衆衛生学会認定専門家、日本疫学会上級疫学専門家、社会医学系専門医協会指導医・専門医。1989年筑波大学大学院医学研究科を修了後、大阪府立成人病センター、大阪府立健康科学センター、大阪がん循環器病予防センター、大阪大学で診療・研究・教育に従事。2016年1月より現職(2020年度現在)。生活習慣病予防と介護予防という壮年期・高齢期の両健康を専門分野としており、脳卒中・心臓病・高血圧・脂質異常・糖尿病の予防に加え、フレイル・ロコモティブシンドローム・認知症の予防を研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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