内容説明
暗記不要、努力も不要!記憶力が良くない人ほど効果が出る「覚えずに覚える」記憶術とは?
目次
第1章 精神科医の「覚えない記憶術」で得られる3つのこと
第2章 無理に詰め込まなくてもいい―精神科医の「アウトプット記憶術」
第3章 記憶力に頼らずに成果を最大化する―精神科医の「記憶力外記憶術」
第4章 感情が動くと記憶も強化される―精神科医の「感情操作記憶術」
第5章 無限の記憶を獲得する―精神科医の「ソーシャル記憶術」
第6章 脳の作業領域を増やして仕事を効率化する―精神科医の「脳メモリ解放仕事術」
第7章 脳の老化を予防する―精神科医の「運動&生活習慣記憶術」
著者等紹介
樺沢紫苑[カバサワシオン]
精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
378
まあまあかな。言っていることは悪くないんだけれど、いろいろと細かいことを網羅しすぎていて、読み終えると個々の内容が頭の中に残っていない。ただ、とにかく「アウトプットすることが大事」というのはわかった。ひとつ思ったのは、あまりに網羅しすぎるとたしかに一冊の本としての内容は濃くなって読み終えた後の満足感は大きくなるのかもしれないけど、下手に流し読みをすると「結局何も頭に残らない」という事態を引き起こしかねないのかもしれない…ということだった。2016/11/27
naoっぴ
71
なんとなく感じていたことを理論的に説明されていてスッキリ!「覚えない記憶術」というよりも効率的に覚える方法といったところか。現代はインプット過多でアウトプットとのバランスが悪いというのはなるほどと感じた。情報を自分にしみこませるのに効果的なのはアウトプット。医師である著者が、自身の勉強経験と脳科学分野の両方から、前半は勉強法、後半は仕事と脳の老化予防についてそれぞれ説明してありわかりやすい。息子が重大な試験が近づくほど成績が降下する謎が判明したことは大収穫。娘には試験前の徹夜はやめさせよう(^^;笑2016/05/13
momogaga
64
手に取ったとき「覚えない記憶術」という題名に違和感と興味を覚えました。無理な覚え方では、効率が悪く、得た知識も使えないことが分かりました。私自身インプットが過剰で覚えきれずに悩んでいたことが、解消できそうです。特に印象に残ったのは、第7章で脳の老化を予防するです。具体的な生活習慣が説明してあり、実行していきます。次の70代も頭脳明晰でありたいものです(^0^)。2021/02/18
フク
55
積ん読状態だったが、漸く読了。効率の良い記憶方法を脳科学や著者の専門的見地から丁寧に解説してある。『書きまくり記憶術』『荷降ろし記憶術』など、一つ一つに名前がつけられているのもユニーク(^^; 運動と睡眠は特に大切❗2018/02/26
パフちゃん@かのん変更
41
アウトプットが大切。記録する、ブログやSNSに投稿する、人に教えるなど。試験勉強は過去問の分析が大切。単語帳を使って覚えるなら、記憶済み、記憶中、難問の3つに分ける。語呂合わせやエピソード記憶に。認知症の予防には運動、特に有酸素運動、良い睡眠、30分以内の昼寝、生活習慣病の予防、バランスの良い食事、禁煙。2017/05/29