出版社内容情報
ミスチル、ユーミンなどのアートディレクションを行い、今最も注目されるコミュニケーションディレクター森本さんのものづくりの手法と生き方論。
内容説明
いま最も注目されるアートディレクターの「ものづくりの手法」とは?「こうすればアートディレクターになれる」とか「これをすれば仕事が成功する」という具体的な方法論ではない、感覚や心の有り様、意識の持ち方に触れていく、ちょっと特殊な方法論。
目次
1 すべてのものづくりはご縁からはじまる
2 心と身体が動くものを
3 あくまでこだわるとき、こだわりを捨てるとき
4 本物の追求
5 私はこんなふうに世界を見ていた
6 命の前にさらしても恥ずかしくないものを
著者等紹介
森本千絵[モリモトチエ]
goen°主宰、コミュニケーションディレクター、アートディレクター、絵人・旅人。1976年4月26日青森県三沢市生まれ、東京都育ち。武蔵野美術大学を卒業後、博報堂から博報堂クリエイティブ・ヴォックスを経て2007年に独立してgoen°設立。ニューヨークADC賞、東京ADC賞、ONE SHOWゴールド、アジア太平洋広告祭ゴールド、50th ACC CM FESTIVAL特別賞「ベストアートディレクション賞」、2011年日経WOMANウーマン・オブ・ザ・イヤー準大賞、他多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
marco
35
森本千絵さんの、新しくて懐かしい感じの「仕事」が好きで、本書を書店で見かけて思わず手に取った。幼少の頃から現在まで、森本さんを作った「出会い」、そして森本さんの「仕事術」が語られる。「プレゼンはおもてなし」との信念で実践されたエピソードには圧倒された。2015/06/11
アコ
25
ミスチルやユーミンのCDジャケや広告(最近だと菅田将暉&小松菜奈の「niko and ...」など)を手掛ける人気アートディレクターの思考や哲学、制作手法。/温かみと奥行きがあり、心躍る想像力を掻き立てられるアートワークは少女のような天真爛漫さから生まれてるんだろう。理性より感情・感性優位で楽しさ重視で、どこか動物的で熱いかただなーと思う。〈気〉〈流れ〉〈心地〉〈オーラ〉を大事にするスピリチュアルさも。同じ代ゼミ造形学校出身だそうで親近感。しかし中3から通うのはレアケースだね。※積読本消化2020/10/03
犬こ
22
サントリー、キリン、ミスチル、ユーミンなど数々のCM、広告、CDジャケットを手掛ける森本さん。ポジティブでエネルギーに満ちていて、ここまでパワフルな人はなかなかいないな~すごいな~2016/05/24
miu
16
森本千絵さん。縁を繋いでいく莫大なエネルギーの塊みたいな人!博報堂からフリーへ。手掛けたものは数知れず。あのCMも、あのCDジャケットも…みんなみんな森本さんのものだった。タイミングや強い思い、そしてご縁が生み出す素晴らしい奇跡。それは当たり前ではないけれど、でもおこすことは必ずできる。日々感動し続けること。何にも属さなくていい。自分らしくでいい。そして、縁を大切にすること。想像以上に心に響いた。2015/05/25
ミーコ
10
ものすごいパワーに満ち溢れた人!根っこが大事。2015/09/07