内容説明
超一流の人材を輩出する世界中の「才能開発」機関を研究して解明した、自分を磨き、子どもや部下を成長させる52の秘訣。
目次
第1章 はじめる―観察して、盗んで、バカになる(なりたい人を見つめる;1日に15分を使ってスキルを脳に刻み込む;遠慮なく盗む ほか)
第2章 スキルを伸ばす―スイートスポットを見つけて背伸びをする(スイートスポットを見つける;腕時計をはずす;あらゆる動きを細分化する ほか)
第3章 上達を維持する―繰り返し、へこたれず、目標を秘密にする(繰り返しを大切にする;汗水たらして努力する;1時間の実戦のために5時間の練習をする ほか)
著者等紹介
コイル,ダニエル[コイル,ダニエル] [Coyle,Daniel]
アメリカのジャーナリスト。ライフスタイル情報誌「Outside」の上級編集者を経てフリーに。ノースウェスタン大学特任研究員。「ニューヨーク・タイムズ」紙や「スポーツ・イラストレイテッド」誌への寄稿多数。米テレビ「ABCワールド・ニュース・トゥナイト」やCNNなどの報道番組に出演。現在、妻と4人の子ども(1男3女)と暮らす
弓場隆[ユミバタカシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
32
再読。才能は遺伝ではなく、行動によって決定され、どんな行動をするのが効果的かを最小限の言葉で端的に著したのが本書です。成長するために何かを学ぼう、できれば効率的に、と思って手にとったのが本書でしたが、気づけばこの本を読んで3年が経過し脳の神経回路が書き換わったことを実感できています。たくさんある秘訣を絞って実践したのもそうですが、シンプルな分だけ余計なことを考えずに行動できのが良かったのかもしれません。これからも新たなスキルを学ぶときは同じようにすればいいし、教える立場として子育てにも利用していきます。2017/11/05
ひろ☆
21
スポーツや楽器をやっている人にどんぴしゃでお勧め。実戦の直後に練習する、目をとじる意味、大きな目標は秘密にする。2014/02/11
デビっちん
16
再読。本をある程度読んできましたが、改めてとても良い本だなーと実感しました。タイトルには才能を伸ばすとありますが、スキル取得におけるキモの内容が、最小限の言葉で記載されています。2018/09/30
Shinchan
16
目標を持って何かにチャレンジしたいという人にとって必読の本だと思う。この種の本はいくつもあるが、科学的な裏付け・根拠について述べているので説得力がある。秘訣43-繰り返しを大切にする「繰り返しを単調で退屈な作業ではなく。スキルアップの最も効果的な方法とみなそう。」 秘訣48-最低8習慣は根気よく取り組む「神経回路を作って磨き上げるには、誰でも時間がかかる」2014/04/11
Koichiro Minematsu
13
本著のメインテーマでもあるように、才能を伸ばすには、遺伝や素質ではなく、どのように行動するかだ。また、その具体的な方法は詳細に書かれているので、紹介は省くが、本著で特に感じたのは、行動のスタートをどのようにするかが肝のようだ。そのことについての方が気になった。教師やコーチ、メンターとの関係性だ。スタートの選択だ。その関係性の選択は、プライバシーをオープンにすることも重要だが、昨今、関係性を持つことを避ける個人主義が成長を損ないそうだ。2018/02/04
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